◇５４ ページ5
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「どうしよう、たくみくん、」
「ん」
「………きゅんきゅんしすぎて、もう…」
「…そんなん俺もやで。…なぁ、もっかいしていい？」
「ぅ、」
「…返事は？」
「……は、い…」
満足そうにフッて笑った拓実くんは
今度はほっぺに両手を添えて、はむ、と唇を食べられるみたいなキス。
…ほんとに、だめ。もうだめ。
「…た、たくみく」
「もっと」
「んっ、」
ちゅ、ちゅ、って部屋に響いて、
恥ずかしくてどうにかなりそうだ。
「かわいい、A」
「うぅ……」
「…正直めっちゃ会いたかった。言わんかったけど。」
「…ほんとですか？」
「そりゃなぁ。せっかく彼女になってくれたのに…こんなに会えへんなら付き合わんかったら良かったとか思われたらどうしようって不安やったし…」
「えっ」
「なに」
「かわいいですね」
「うるさ」
わたしの頭を撫でて、そのままぎゅってしてゆらゆら左右に揺れて。
「……ほんでいつまで敬語なん？」
「えっ」
「なんか嫌やん。付き合ったのに敬語なん。」
…たしかに。
最初からの癖で、ずーっと敬語だった。
「タメ口にしよ」
「そうしま……する。」
「そうしまする」
「やめてください！！」
はははって笑ってる拓実くんの息遣いが直接耳にあたってくすぐったい。
拓実くんにタメ口かぁ…。
なんか想像つかないけど、これからもっともっと仲良くなるためにも 慣れていかないと…。
「はい、じゃあ今からタメ口使わんかったら俺普通にキレる」
「ひっ！」
「マジやからな？」
「ぅ、わかった…」
「よし。」
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タルギ(プロフ) - 続き待ってます♪ (2月10日 8時) (
レス) @page11 id: a86a1e31c7 (このIDを非表示/違反報告)
honsluv(プロフ) - 初めまして！お話見つけてから読むのが楽しくて一気読みしちゃいました（≧∇≦）続き出るの楽しみに待ってます！！ (1月17日 12時) (レス) @page11 id: 809dd4a378 (このIDを非表示/違反報告)
あやちょる(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！無理せず、続けてください！ (12月6日 5時) (レス) @page7 id: 62396e4383 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - お久しぶりです〜♡ずっと更新待ってました！ありがとうございます！ (12月6日 2時) (レス) @page7 id: 689d2b3944 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - こんなにキュンキュンする小説があっていいのかっていうぐらいキュンキュンしました。純拓最高ですありがとうございます。更新楽しみにしてます♡ (9月9日 23時) (レス) id: a376341921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食べたい | 作成日時：2023年6月4日 11時
