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豆原「……赤み引いてきた？」
「あ、……うん。全然大丈夫。元に戻ったよ」
豆原「Aに傷つけたらマジでうちの兄ちゃんたち怒り狂うだろうからなぁ〜。あの人命拾いしたな。」
「…………ほんとにありがとう、まめ」
豆原「……ううん、いいよ」
「今から言うのは独り言だと思って欲しいんだけど」
豆原「ん？」
「………怖かった。食事に誘われて、断ったら腕掴まれて…連絡先だけでもって迫られて。今まで声掛けられても触られたことなんてなかったから。…力強いんだね、男の人って。みんな優しく触ってくれてるんだなって気づいたよ、」
豆原「…………やっぱりあの男、俺がぶっ倒して来る」
「あああ！だめ！ここの社員さんだからこれからも関わることあると思うし…、穏便に。」
豆原「………………。」
「あの、いつも優しくしてくれてありがとうってことが言いたかったの！そう！あの人を懲らしめて欲しいとかじゃなくて……！」
Aが男に掴まれてた腕を撫でて、そのまま引き寄せた。
「……どうしたの？」
豆原「大切にする」
「…………？？」
豆原「Aが傷つかないように、俺が守るから。……Aも頼って。俺の事。」
「…まめ、」
豆原「うん」
「…………これからもよろしくね」
豆原「……うん、…………え、なんで泣いてんの」
「……っ安心感…かな…？」
豆原「、嫌で泣いてるんかと思った…」
「そんなわけない！」
豆原「そう？よかった」
「うん…、もうちょっとこうしてていい？」
豆原「いくらでもどうぞ」
俺の背中をきゅって掴む感覚を感じて、俺もAを抱きしめる腕に力を込めた。
テラスにはちらほら人がいて、好奇の目で見られるけど……今はそんなもの関係ない。どうでもいい。Aに安心を与える方が大事だから。
「あっ」
豆原「なーに」
「もうそろそろ戻らなきゃヤバいかなって」
豆原「んー、……たしかに。もう大丈夫？」
「うん、ありがとう」
豆原「今日ずっと隣にいてあげる」
「……うん」
豆原「嫌なこと思い出したら手握って」
「わかった」
豆原「……行くか」
「うんっ！」
俺が立ち上がればAが俺の腕に絡みついてニコニコ笑う。
豆原「……ずっと笑っててね」
「……？なんて？」
豆原「ん？なんも」
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食べたい(プロフ) - 甘宮さん» コメントありがとうございます！（т-т）マジで情弱すぎて何も分かってなかったです笑 やってみます！感謝ですううう泣 これからもよろしくお願いします((*_ _) (2023年4月13日 12時) (
レス) id: 4dbc5a4353 (このIDを非表示/違反報告)
甘宮(プロフ) - いつも拝読させて頂いてます、続編おめでとうございます！この小説が生きる活力になってるので、これからもずっと応援し続けます！(余計なお世話かもしれませんが、続編へのリンクという所に続編のURLを入力するとお気に入り登録が引き継がれますよ！) (2023年4月13日 7時) (レス) @page1 id: 7aa9b04f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食べたい | 作成日時：2023年4月12日 19時
