弟子入り志願 ページ6
【錦戸side】
弟子入りね……。
黄「……やめといた方がええと思うで」
危険なことに女を巻き込むとかあかんやろ。
そもそも俺は憧れられるような立派な人間やない。
黄「大倉、行くで」
緑「おっ、おん」
隣を通り過ぎようとすると腕を思いっきり掴まれた。
すぐに緩められたんやけど、
ホンマに女なんってくらいの力やった。
「何でダメなん?」
何で諦めへんの?ホンマに面倒やなぁ。
黄「腕、離せや」
「何でダメなんか答えたら離したる」
黄「女の弟子をとる気はないんや」
そう答えると振り払って家の門を潜って中に入っていく。
「……っさ」
黄「何や」
「錦戸組の首領って器が小さいんやな」
緑「亮ちゃんに何てこと言うんや!」
「うっさいわ、煙突」
緑「なっ、」
何で初対面のやつに器が小さいとか言われなあかんねん。
まぁ、ムカつくけど放っておいた方がええよな。
黄「俺はマルの様子を見てくるから大倉は追い払っとけ」
緑「こんなん今すぐに追い払うわ」
「逃げるんか」
後ろの方で何か言っとるけど完全に無視。
章ちゃんがついとるし大丈夫やとは思うけど一応。
……なんて思ったのが間違いやった。
青『大丈夫なん?』
橙『大丈夫ですよ』
青『何で俺なんか庇ったりしたん』
橙『好きな人を庇うのは当たり前です』
青『マル、大好きやで』
橙『俺も』
こないな空気を邪魔することなんて出来ひんから。
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作者名:∞渋谷雪∞&錦谷潤也 x他1人 | 作者ホームページ:http
作成日時:2014年4月29日 20時