__"王子様の裏の顔"__

No.9 ページ10

彩華side






んぉ〜、よく寝た〜








ん、え、あ、そうだ。







井上先輩と一緒に寝たんだ









.....え、一緒に寝た?!?!








うわぁぁぁ!!!!






ベットから出ようとすると







瑞稀｢どこ行くんだよ｣








そう言い、抱きしめられた。









あ、あ、あぁぁぁ!!死ねる






貴｢あ、あの、井上先輩...｣






瑞稀｢.....瑞稀って呼べ｣






貴｢あ、え、わかった。瑞稀先輩｣






瑞稀｢まぁ、いいや｣







貴｢あの、離してもらえますか？｣







瑞稀｢なんで？｣







貴｢え、なんでって...｣









瑞稀｢別に良くない？やましい事はないんだし｣









貴｢え、いや、まぁそうですけど...｣







瑞稀｢お前抱き心地めっちゃいい。これから、俺のだき枕な｣







貴｢何でですか!! 絶対嫌です!!｣







瑞稀｢拒否権なし｣






貴｢えぇぇぇぇ!!!!｣









瑞稀｢うるさい。寝るぞ｣







貴｢はぁ.......｣









瑞稀｢ため息つくな。めんどくさい｣







貴｢あの、授業｣







瑞稀｢そんなのどうでもいい｣








貴｢私はどうでもよくないんですが｣








瑞稀｢黙って、抱き枕してろ｣









貴｢ほんと上から目線ですよね｣









瑞稀｢そりゃね、お前の先輩だし｣









貴｢まぁ、そうですね｣








瑞稀｢じゃあ、もうお喋り終わり｣







瑞稀｢おやすみ｣








貴｢はぁ...｣






そう言い、また寝てしまった







私の運命はいかに...

No.10→←No.8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す