世界は虹色で出来ている３ ページ4
シ「そういえば、お前も珍しく早起きだよな？ンダホ」
ン「めっちゃ眠いｗｗ今日は朝から用事あんだよー」
散らばった物を一箇所に集めると、ンダホがそれらを全て両腕で抱え持ち上げた。
『あ…袋破けちゃってて、入れるもの無いんです…』
ン「そっか！ごめんね、俺がぶつかっちゃったから」
シ「お前袋破るとかどんなぶつかり方だよｗ」
シルクは笑いながら、ンダホの腕の中の物を取り
徐に自分の背負っていたリュックの中に詰めていった。
シ「大した量じゃねーな。家は近いの？…えっと…」
視線を彼女の方へやれば、何が起こってるのか分からないといった様子で目をパチパチさせている。
『わ、私の家…ですよねっ？近い、ですっ』
シルクは相変わらずリュックを背負い直しながらそんな慌てている彼女を見て優しく笑った。
シ「名前」
『な、名前？』
シ「うん、教えてくれんと不便だわｗ」
ン「どうもーっ！ンダホですっ！！」
『へ？！』
シ「お前じゃねぇーよｗｗｗ」
なんて、いきなりオープニングみたいな自己紹介をしたンダホに突っ込みを入れて、またシルクは彼女に向き直った。
シ「俺の事はシルク、って呼んで」
『シルクさん…と、ぅ…ンダホさん…』
シ「あははは！！ンダホって言いにくいよねｗｗｗ」
『お二人ともハーフの方…とかですか？』
彼女が真顔でそんな事言うもんだから、シルクとンダホは顔を見合わせて盛大に笑った。
シ「今までそんなこと言われたことねぇわｗｗｗ」
ン「あだ名みたいなものだよ！」
『あっ…そうだったんですね。わかりました！』
彼女もクスクスと笑いながら両手を顔の前で合わせて、ごめんなさいと小さく呟いた。
『遅れました、私はAと申します』
シ「おっけ、A！これ家まで持ってくわ！」
シルクがそう言ってリュックを指差した。
ン「それめっちゃ助かる！Aちゃん、ほんとごめんね。シルクも」
『えっ、いやいや！大丈夫ですよ！そこのコンビニで袋貰いますからっ』
シ「こいつがぶつかったお詫び！」
無邪気な笑顔でンダホの肩をバシンと叩いて、それから腕時計を見ればもうすぐ９時になりそうな頃。
シ「ンダホ、時間大丈夫なんか？」
ン「わぁ！！もうすぐ９時じゃん！俺行くね！シルク頼んだ！！」
そう言い残してンダホは慌ててコンビニの駐車場に停めていた車に向かった。
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まゆ - 続きが気になります！更新楽しみにしています！ (2023年4月9日 23時) (
レス) id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋ(プロフ) - つーたんさん» つーたんさん初めましてぇぇ！:*:・(*´ω`pq゛ととととっても嬉しいお言葉を頂いて震えてます(動＆揺)ニヤニヤしてもらえて幸せです( *´艸｀)更新頑張りますー！また読みに来てやってくださいね(*○'3`)★+ﾟ (2018年4月22日 11時) (レス) id: c4cdd82739 (このIDを非表示/違反報告)
つーたん(プロフ) - 初めまして！つーたんと申します！小説読みましたが良すぎて続きがとてつもなく気になりました！表現力がなさすぎてヤバいしか言えないですけど、すごく好きな文で携帯片手にニヤニヤしてしまいますwwこれからも更新楽しみにしてます(*´∀`) (2018年4月21日 21時) (レス) id: 52f751b130 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋ(プロフ) - #Ena#さん» ふぁぁあ！！ありがとうございますー！！シルクの色が見えましたぁぁあ！内心踊ってます！(やめて)素敵なお言葉ありがとうございます(*´ω`*)励みになります！これからもがんばりまするんるんるんっ( ) (2018年3月24日 23時) (レス) id: c4cdd82739 (このIDを非表示/違反報告)
#Ena# - あぁぁ…夢主ちゃんよかったぁぁぁ(TT)あぁぁぁぁぁぁ(((殴 これからも頑張ってこの素敵な小説をもっともっと綺麗な色で一杯にしていって下さい！応援してます！！！！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 0bfc9f3afc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｋ | 作成日時：2017年9月4日 1時
