世界は虹色で出来ている19 ページ20
好きだとハッキリ自分の気持ちに確信を持ってからはAの事が気になって仕方なかった。
最後に公園で会話をしてからずっと
暖かい痛みが胸を支配しているような感覚で
久しぶりに感じる"恋"という感情に、
毎日が色付いて見える気がした。
結局あの日マサイはAのところへは行かず、シルクとンダホを含めた３人でAの事を話したり動画を撮ったりして１日を終えた。
忙しい毎日で、シルクはトレーニングも出来ず、公園にすら足を運べない日々が数日続いた。
シ「あーカッコイイこと言っといて情けねぇ…」
１人パソコンに向かい編集をしながら零す愚痴。
なんだかんだで、もう１週間。
会話どころか顔を合わせることも、一瞬だけ姿を見ることすら出来ていない状況。
シ「…会いてぇな」
誰に聞かれるわけでもないのに、シルクは小声でそう呟いた。
静かな部屋に唐突に着信音が響く。
傍に置いたスマートフォンが電話を知らせていて、シルクが手を伸ばして確認したディスプレイには知らない携帯番号があった。
シルクはふぅ、と溜息をついて
サイドボタンで音量を消すと、そのまま着信に出ること無くテーブルに伏せた。
今は知らない誰かと話す気分じゃない
そう思いながら、再度パソコンに向かい編集を続けた。
その着信は１度きり。
日が沈む頃、編集を終えて改めてスマートフォンを手にしたシルク。
留守番電話に伝言が１件あることに気が付いた。
それは昼間にかかってきていた知らない番号からで、再生ボタンを押して耳にあてた。
無言電話。
僅かに風の音が聞こえるだけ。
20秒ほどあるその伝言をイタズラだと思い消そうとした瞬間、
細い声が聞こえて心臓が跳ねた。
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まゆ - 続きが気になります！更新楽しみにしています！ (2023年4月9日 23時) (
レス) id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋ(プロフ) - つーたんさん» つーたんさん初めましてぇぇ！:*:・(*´ω`pq゛ととととっても嬉しいお言葉を頂いて震えてます(動＆揺)ニヤニヤしてもらえて幸せです( *´艸｀)更新頑張りますー！また読みに来てやってくださいね(*○'3`)★+ﾟ (2018年4月22日 11時) (レス) id: c4cdd82739 (このIDを非表示/違反報告)
つーたん(プロフ) - 初めまして！つーたんと申します！小説読みましたが良すぎて続きがとてつもなく気になりました！表現力がなさすぎてヤバいしか言えないですけど、すごく好きな文で携帯片手にニヤニヤしてしまいますwwこれからも更新楽しみにしてます(*´∀`) (2018年4月21日 21時) (レス) id: 52f751b130 (このIDを非表示/違反報告)
Ｋ(プロフ) - #Ena#さん» ふぁぁあ！！ありがとうございますー！！シルクの色が見えましたぁぁあ！内心踊ってます！(やめて)素敵なお言葉ありがとうございます(*´ω`*)励みになります！これからもがんばりまするんるんるんっ( ) (2018年3月24日 23時) (レス) id: c4cdd82739 (このIDを非表示/違反報告)
#Ena# - あぁぁ…夢主ちゃんよかったぁぁぁ(TT)あぁぁぁぁぁぁ(((殴 これからも頑張ってこの素敵な小説をもっともっと綺麗な色で一杯にしていって下さい！応援してます！！！！ (2018年3月24日 22時) (レス) id: 0bfc9f3afc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｋ | 作成日時：2017年9月4日 1時
