教えて、結び方 2 (ページ30)

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長瀬「クレープそんなに楽しみなの？」

「え？」

横を向くと何故かニタニタしている長瀬くんは私に自分のスマホの画面を見せてきた

長瀬くんのスマホの画面には、

『クレープはやくいきたい……』と机に項垂れてる私の姿が映っていた

「っえ、え！？何これ！？」

長瀬「見てないの？笑」

インスタのストーリーだと言うことに気が付きユザネを見て、すぐに環ちゃんの仕業だと分かった

「ヒィ！た、環ちゃんいつの間に…！」

長瀬「メガネちゃんマジ最高、普通に画録した」

「なっ…！？長瀬くん！？捨てて！？」

なんでってケラケラ笑う長瀬くんに対して私は恥ずかしくて堪らなくなる

彼女のかわいーとことか手放すわけないじゃん、なんて

ポロッと口から溢れたかのように言うんだもん

「な、長瀬くん………クサイ」

長瀬「え！？何俺臭い！？嘘でしょ！？待って待って待って」

そう慌て出す長瀬くんにざまあみろ、なんて思ったけど

なんか本当に匂い気にし出すから

いや全然いい匂いだよって

この匂い好きだし、って

ちょっと頑張ったこと言ったら

良かった〜って顔くしゃくしゃにして安心する長瀬くん

素直で単純な長瀬くんは本当にかわいい

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