教えて、結び方 2 (ページ24)

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嫉妬ページ24

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告白のあと、周りに人がいないからって

ちょっとこのままで居させて、なんてズルいセリフを言った長瀬くんは、

私のことをギュッとするのをやめないで離さなかった

こちとら心臓がギュンギュンで破裂しそうだよって

長瀬「………、俺焦ったんだよ」

「え？」

長瀬「A織山くんと仲良かったの？さっき渡り廊下で話してるの見えて、……頭、撫でられてたし」

待って、色々渋滞してて

名前呼びまず慣れない！無理！そんで私は結星くんって言うのももう無理！

それに待ってよ、これって所謂

「しっ、と？」

私のその発言に、うん、とでも言うかのようにギュッと抱き締める力を強める長瀬くんに更に加速する鼓動

「長瀬くんに嫉妬されるとか、私の妄想かこれ？」

長瀬「現実だよ」

ねえ無理声に出てた！！！！！

長瀬「織山くんとなんで仲良いの？あとゆーせいってもう呼んでくれないの？」

声が耳のすぐ側で聞こえてくるから擽ったい、心臓が死ぬ

こんな甘々な長瀬くん見たことがなくて、私もう幸せのキャパオーバーで吐きそう

「お、織山くんはっ、その、なんか成り行きで話すようになりまして……そ、それこそ！長瀬くんとの恋路の相談をしていた相手でして………だから心配するようなことは何もない！これほんと！！」

長瀬「ふーん、そっか。じゃあゆーせいくんって」

「そっそっそっそれは！！！！！死んじゃう私が」

長瀬「何で笑、どっちかって言うと死んじゃうのは俺の方でしょ笑」

さっきは自然と言ってくれたじゃん笑、って

余裕の表情を見せる長瀬くんとは裏腹に焦りまくる私

突然身体を離されたかと思えば、私の肩に手を置いて目線を合わせてきた

し、死ぬってば

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