【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。2

55　[好きが言えなくて] ページ25

Aside




・






やめて。





・




これ以上…




優しくしないでッ…




銀八「何かあったら言えよ？」




…どうして。




銀八「力になってやっから。」




あなたはそんなに…




優しくするのですか。





普通に接しようと思ったって



心臓が…脈が……





どんどんと早くなっていく





・





苦しい。





叶わない恋なんだよ。





これは。




銀八「んじゃ、俺…帰r…




私は先生の袖を掴んでいた





A「……もう少しだけ…いてください。」





すこしだけ甘えさせて…下さい。





あなたの温もりに触れたい。





銀八「…おう。」





先生は口元を少し緩めて笑った。





あなたの気持ちが分からない。





隠そうとするから。




私は先生みたいに…




簡単に好きって言えない。





銀八「…朝って肌寒いよな」





A「…ですね」





先生は私の肩を抱き寄せた。





私は先生の思い通りになっているのだろうか。





好きって言えたらどれだけ楽だろうか。




きっと気持ちが軽くなるんだろうな




この重い気持ちを抱えながら



この先過ごすのは…辛い。





キーンコーンとベルが鳴る





A「……鳴っちゃった…」




少し…残念な気もする。



銀八「…………だな…」




寂しそうにしないで。




期待





したくない。




お願いです。





私をもう期待させないで。

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