【銀魂】甘党教師と秘密の関係を。2

49　[見舞い] ページ19

体育祭が終わり、下校時間となった。


沖田「しつれいしまさァ」


ガラララ……


保健室のドアを開けてAの様子を見に来た沖田。


A「…あっ、総悟」

沖田「大丈夫かィ…？」


沖田は心配そうにAの顔を覗く


A「大丈夫、先生が治してくれたしね」


ニコリと笑うとAは立ち上がる


沖田「先生って高杉の事ですかィ？」

A「うん。そうだよ」


保健室のドアに手をかけるとガラララ…と開ける


？「うぉ…！」


誰かがドアの前に立っていた

A「あ、先生、保健室まで
運んでくれてありがとうございました」


ペコッと軽く頭を下げる


銀八「おう、気にすんな
もう……大丈夫なのか？」

A「はいっ、おかげさまで」


えへへと嬉しそうに笑うA。


そんな二人の光景を沖田はじっと見ると

沖田「ねーちゃん。俺、外で待ってるんで。」


と、先に保健室から出ていってしまった

銀八とAは顔を見合わせる


銀八「…行ってこいよ」

A「…え？…でも」

銀八「また、ゆっくり話そうや」


銀八はAの頭をくしゃりと撫でて笑った


A「わかりました。ではっ」

Aは沖田の後を追い掛けた

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