【ツイステ】クズでも結構 (ページ16)

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14話ページ16

『.......今何時だ？』

気がつくと朝になっていた。

いつもと変わらない朝だが、
前より軽い感じがした

『ふーんふふーん』

鼻歌が無意識にでた

ため息じゃないのは久しぶり。

『学校頑張るか！』

ドアを開ける。

『念のために.....ね....』

そう呟き胸元を見る。

少し笑い

『どうなるかな～♪』

時折スキップしながら学校まで歩く。

そしてそのまま学校に着き
何事もなくいつも通りの生活を送っていた。

　

ビックリするぐらいいつも通りに。

何か起こらないのかな

そう思ってしまう。
いや起こらない方が良いんだけど...

そんなおかしな考えに至るまで普通だった

すると私の背後から期待していた声が聞こえた。

ユウ「Aせーんぱい！あのぉ今日私の寮に来ないですかぁ？」

そう監督生さんが言うとクラスの男共のいたーい視線が私に刺さる

そう。何故か2年生にモテんのよ監督生さんは。

そんな痛い視線を跳ね飛ばして明るい声で返す

『えぇ！監督生さんが良いのなら是非』

すると顔がパァッと明るくなり

ユウ「それじゃぁ今から行きましょう！後......そのぉー.....』

『ん？どうかした？』

ユウ「あ、いや監督生さんじゃなくユウって呼んでほしいなーって....」

『そんな事か！良いよユウちゃん！』

すると気分が良かったのか私の手を取って歩き出す

あーやだやだ。

手握んないでもらっいい？

気分がいいから許すけど

胸元を見て何かをする

『念のために....ね』

また少し笑うと

監督生さんと一緒にオンボロ寮まで行った

ユウ(念のために......か)

ユウのポケットがキラリと光った