13話 ページ15
『はぁースッキリしたぁー』
お風呂上がりで体が火照っている
『あっついな.......』
水、水と探していると
???「どうぞ」
背後から声を掛けられた。
なぜか分からないけどこれは受け取ってはいけない気がする.......
私の本能がそう言っている
『ひゃぃっ』
変な声出た......
いきなり冷たいものが首に当たってビックリする。
???「おや、水はいりませんか?」
『えぇ。遠慮させてもらうわ..........アズール。』
アズール「何故です?」
『何故って.........まぁ......ね。』
アズール「まぁってなんですか?」
ニヤニヤ嫌な感じで笑うアズール
こいつ分かってやってんだろ
『はぁ。分かってるでしょ.......アズールが良心で水をあげる訳ないじゃん....』
アズール「フフッ。酷いですねぇ。私にだって少しはありますよ」
そんな事思ってもないくせに
よく言えるわ.....
『アズールに良心はないし、酷いなんて思ってないでしょ.......』
アズール「バレましたか」
『バレバレよ........』
アズール「ところで本当に水はいらないんですか?」
『何も要求しないのなら欲しいけど』
アズール「しませんよ。」
少しまた嫌〜な笑みを浮かべる
『ありがとうね』
少し警戒しながらもアズールの手からペットボトルを取る
アズール「いえいえ水をあげるぐらい男として当然ですよ」
『どの口が言ってんだか......』
渡された水の蓋を開けて飲もうとする
『んっ........んんんんんっ!!!!』
蓋が........
あかねぇよ.........
はぁーアズールなんか信じちゃダメだった
何も要求しないなんておかしいと思ったよ
買った方が早かった。
そう言いながら新しいボトルを手に取って
蓋を開ける
『.......美味しいなぁ水』
そう言いながら自分の部屋に帰って行った
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作者名:c oきゃらめる | 作成日時:2020年11月2日 13時