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その後、次いつ集まるか、それまでに何をどうするかなどを話し合いながら食事をし、夜の11時前くらいに解散になった。



天馬と葵は、今日剣城くんを連れて3人でお泊まり会らしく、あたしは神童くんと帰宅コースかなと思っていたら、今日は実家に帰らないといけないらしくて先に帰ってしまい、あたしはお一人様コースになってしまった。



「もう皆、ほんとに大丈夫だってば!」

「だめです先輩!夜は物騒なんですから!あたし達が送っていきます!」

「ていうか、先輩もお泊まりしましょうよ!」



酔っ払いの天馬が突拍子もなくお泊まりの提案をする。そんな提案にノリノリになっている葵もまたお酒が入っているのか、2人とも変なテンションになっていた。



「ほんとに泊まるの?」

「「はい!!」」

「……剣城くーん…」

「いいじゃないですか、丁度男女2対2で」

「…じゃあとりあえず、荷物取りに行かせてください」



剣城くんに助けを求めるも虚しく、かわいい後輩の強引なお願いを聞かざるを得なくなってしまった。




*☼*―――――*☼*―――――



一旦家に荷物を取りに行き、剣城くんの運転で天馬の家に向かう。
車の中では元気だった2人も、あたしが車に戻る頃にはすっかり夢の中にいた。



「2人とも、よく寝てるね」

「ったく…こいつらの家に行くのになんで俺が運転してるんですかね」


そんな小言を言いつつも、剣城くんはやれやれというように笑っていた。
中学の時、同じ部活にいながら彼とはほとんど喋ったことがなかったので、こうして2人で喋るのは少しだけ緊張してしまう。



「剣城くんはよく行くの?天馬の家」

「そうですねー…よく天馬の家でチームの皆とホームパーティをするので、割としょっちゅう来てます」

「ホームパーティかぁ。仲良しだね」



あたしがそうコメントすると、剣城くんは「そうですね」なんて言って軽く微笑む。
やっぱりまだ緊張するけど、それ以上に剣城くんの雰囲気が昔より柔らかくなったからか、親しみやすさも感じていた。



家まであと数キロという所で、赤信号に引っかかる。
ふと思い浮かぶのは神童くんのこと。

突然実家に用事って、なにかあったのだろうか。
もしかして、あの女の人関連?


悶々と考えていると、剣城くんが口を開いた。
















「あの、先輩」

「ん?どした?」

「…もう神童さんのことは、大丈夫なんですか?」





その声は少しだけ気まずそうなものだった。

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めのこ(プロフ) - すっごくキュンキュンしました……!更新停止中みたいですがまた再開されるのを待ってます。作者様のペースで頑張ってください(p`・ω・´q) (2018年2月1日 22時) (レス) id: 5c77432af1 (このIDを非表示/違反報告)
梨亜(プロフ) - 疫さん» ありがとうございます…!ずっと更新できてなくてすみません(><)もっとキュンキュンさせられるように頑張ります!! (2017年8月5日 11時) (レス) id: e53d30ab0e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃキュンキュンする... (2017年8月1日 0時) (レス) id: e5015bd6f5 (このIDを非表示/違反報告)
梨亜(プロフ) - りるかさん» ありがとうございます!ずっと更新できてなかったのに読んでくださってる人がいるなんて嬉しいです!これからも頑張ります!! (2017年4月29日 21時) (レス) id: e53d30ab0e (このIDを非表示/違反報告)
りるか(プロフ) - とてもおもしろかったです!これからも頑張ってください! (2017年4月29日 20時) (レス) id: 100f305c21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨亜 | 作成日時:2017年2月21日 20時

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