始業式 ページ7
in体育館
寒い!体育館寒い!
校長「〜〜で、〜〜〜が〜あ、そうそうこの前〜が・・・」
校長先生話長すぎ!足がヤバいんだけど!15分も何話すの!?
先生「これで、始業式を閉会します」
よっし!終わった!
早く部室行って練習試合のメニューを組むか!
ルンルン気分で教室に戻り、先生からの雑用を黒尾に押し付けた。え?なんで黒尾?すぐそこ通ったから☆
・・・・・・・・・・・・・・
in部室
「あーっと、とっと・・・孤爪」
孤「(人1)・・・」
「一緒に行くか」
孤「うん、クロは?」
「先生の雑用押し付けた」
孤「気の毒に・・・」
孤爪が無表情でそう呟いたので、本当に同情しているのか疑ってしまった。
夜「お、お前ここいたのか」
「衛輔、そうしたの?」
先に行くって言ってたからちょっとゆっくり教室出たんだけど。
夜「先輩が探してたぞ?青葉城西との練習試合で相手のデータ欲しいからって」
「ほら、県外だし。お前そこの奴と知り合いだろ?」と言われ、納得する。そういう呼び出しね・・・。なにかやらかしたのかと思った。
孤「ベストセッター賞・・・」
ボソッとこぼした孤爪の言葉を私は聞き逃さなかった。
「孤爪、そいつのこと知ってるの・・・?」
孤「知らない」
「いや、絶対知ってるでしょ。ベストセッター賞とっただなんて月バリ読んでないとわからないよ」
孤「・・・」
「孤爪は真面目だね〜無気力とかいわれながらもちゃんとリサーチしてるだなんて」
孤爪は何も言わずに部室へ向かった。私はターンして先輩のいる教室に。3年生の先生たちのことだからHRが長引いているのだろう。3年生の廊下は人が少なかった。数組しか終わってないのだろう。そして衛輔に伝言を残したということはおそらくすでにHRは終わっている。・・・とすると。
先輩1「お、来たか」
「別に部室でもよくないですか?」
部長「影山は1,2は知らない青葉城西の情報はないか?」
「・・・先輩として対戦相手の極秘データは把握しておきたいと?」
先輩1「な、なぜわかった!?」
「推測ですよ。部室なら誰かに聞かれるかもしれない。しかし教室なら他学年が来る可能性が一番低い・・・そうでしょう?」
部長「いやぁ〜お手上げだ。まぁな?後輩にはいいところを見せたいという最上級者の我儘だったな」
部長に部活にいってもいいぞと言われ、少し罪悪感を覚えてしまった。私ですらほんの片手でつかめるほどでしか持ってないのだ。かくなるうえは・・・!
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翼 | 作成日時:2016年12月18日 18時