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とまぁ今に至る。









最初はパパとママ両方に反対された。









まぁ無理もない。




世間知らずだし、料理できないし、電車で移動?








絶対無理、100いや、200%無理!!









って今でも私思ってるし、現に今も...









あ「ねぇ爺!これどこに置けばいいの?
あとこれめっちゃ重いんだけど、あとさあとさ大学まで何で行くの?私歩きでなんて無理だからね!!!!」








爺「A様これはここにおいてください。
あとこれはここを持ったら多少楽になりますよ。
大学は...ここからですと歩きですかね、あバスでも行けますよ。」









引越し初日からこんな感じ。








爺というのは私の小さいからの付き人。







雇い主の私との関係が無くなった今も私が1人暮しを始めると聞き心配で今日も来てくれたとか。









あ「ふぅ、やっと終わった...」









あれから何時間か掛けて爺と2人でやってたけどこんなに大変だとは思わなかったしなんなら爺が1人でやった方が早いんじゃないかと思った。









爺「A様、一息つくのもいいですが、
お隣への挨拶も忘れずに。では私はこれで。」









あ「あっ、爺ありがとう!
これからちゃんと自分でできるように頑張るね!」




爺「いえ。
これからも遠慮なくなんかあったら頼ってくださいね。」









と言って帰っしまった。






爺は昔からそうだ。






私が困っていればすぐ解決してくれるし、学校の宿題も部屋の掃除も今思えば全部爺がやってくれてた。









最後の爺の「なんかあったら遠慮なく頼ってくださいね」って言葉を聞いた時私すごく愛されてるなって思った。









なんて思っていた時、なんか忘れてる気がする。









あ、思い出した。









あ「お隣さんへの挨拶...」

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作者名:きなこ | 作成日時:2021年3月18日 20時

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