にわ ページ4
特別生と言う単語を聞き返しても無視されてしまった
どうせ夢の中だけど取り敢えず謝っておこうと思い頭を下げようとするとお兄さんはグリムサマを再び一瞥し、使い魔の同伴は校則違反ですよとやんわり注意された
「離せー! オレ様はこんなヤツの使い魔じゃねぇんだゾ!」
『そうです、私こんな…』
必死に反対しようとするも話を遮られて宥められた。なんだこの人いちいちムカッとするな…
その後も話を聞かずに鏡の間とやらで入学式をやるらしく連れて行かれる事に
それにしても…
『新入生って…特別生も気になりますし…』
「貴方が目覚めたたくさんの扉が並んでいた部屋ですよ。」
どうやらここは学園らしく今日は入学式、沢山並んでいた棺は扉だったらしい…そして鍵で開けるはずの物を炎で壊されて目覚めてしまったのが私…
いまだに騒ぐグリムサマを呆れた顔で見ると少しだけ睨まれてしまった
夢の中だとしてもせっかくの入学式に遅れて登場なんて…恥ずかしい…
入学式会場に向かっている間に優しい(自称)校長にこの学園“ナイトレイブンカレッジ“について詳しく教えてもらった
なんでも魔道士の資質を認められないと入学できない学校に私は入学したようでさすが夢だ…と呟いて早々に目覚めようと頬を抓るが痛いだけ
「何してるんです?」
『いや、夢から醒めようと…』
「夢?あぁ、この学園に入学できたのが夢のようと言う事ですね」
なんだか変な勘違いをされている気がするけれど私はそれどころはなかった
え?え?夢じゃない…?確かに寝る前に花のような高校生活の夢を見ようとしたけど…魔道士なんてなろうと思ってないし、私一般人だよ⁉あ、もしかして凄い能力を持ってたり…しないか。
混乱はしているものの着々と現実を受け入れて自分の力に淡い期待を抱いて校長と歩く
「選ばれし者は、”扉“を使って学園へと呼び寄せられる。」
眠る前に見た顔の怖い馬は私達を学園へと運んでくれる馬車だったらしい。どんどん現実味をましていく、本当に夢じゃないんだ…
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夢羽(プロフ) - 初めまして。素敵な作品をありがとうございます!定期的に読み返してはエースくんにときめいています… ご多忙だとは思いますが、更新されるのを楽しみにしてます。 (2020年4月27日 0時) (レス) id: a29a4246c6 (このIDを非表示/違反報告)
- 特別生とは…?特待生とはまた違うのでしょうか。聞いたことの無い響きですが… (2020年4月19日 21時) (レス) id: b7946a7302 (このIDを非表示/違反報告)
あんのーう芋(プロフ) - はじめまして、好きです(唐突の告白) この小説でエースくんのかわいさに目覚めました…ありがとうございます… これからも楽しみにしてます! (2020年4月3日 1時) (レス) id: d10e65dca4 (このIDを非表示/違反報告)
うめもち - めっちゃくちゃ好きです!!すごいキュンキュンして最高すぎます!wこれからも頑張ってください!! (2020年3月29日 13時) (レス) id: a90799e521 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしています。 (2020年3月28日 19時) (レス) id: 1a14a16763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木村 | 作成日時:2020年3月19日 11時