にじゅうわ ページ21
｢貴様、何をする!｣
三｢こいつはドクターストップだ｣
伊｢勝手なこと抜かしてんじゃねぇぞ三橋!!｣
耳元でそんな声出されたから私の鼓膜ビリッビリに震えてるよ
『伊藤くん、もう大丈夫だから。三橋くんがやっつけてくれるから!』
伊｢A、ちゃん?｣
三｢そうだぞ、Aちゃんも目の見えてねぇやつはさっさと病院行ってこいって言ってんだろ｣
『え、そんなの言ってない。確かに行った方が良いけど!』
谷川くんにしぶしぶ着いていく伊藤くんと今だ倒れている今井くん
私もついて行った方がいいと思ったけど三橋くんに行かないでいいと言われてなんとも言えないこの気持ち。
両者審判とお話して場内に入る…はずだけど三橋くん?なんで私の前に??
三｢Aちゃん、約束通り。｣
『ん?え、約束?』
三｢ほぉら!早く!｣
理｢A!頭!撫でてあげて!!｣
なるへそ。そういう事か(鳥頭)
三橋くんの金髪へ手を伸ばし優しく撫でる
『三橋くん、理子や理子パパの為に頑張ってください!』
三｢ん、勿論。任せて｣
フッと笑ったあと私の頭を撫で、三橋くんは場内に入って行った
『り、理子、今の三橋くん凄い王子様じゃなかった?』
理｢…別に普通だけど、Aは私より三橋くんの方が良いの?｣
『んんん、理子の方が可愛いです…しゅきぃ…』
ムスッとした表情で私を見る理子に胸きゅん
なんでこんな可愛いんだちくしょう
哲｢良いぞ理子…そのままAちゃんをうちの娘に、｣
三｢させるわけねぇだろ｣
緩くなってしまった雰囲気の中、開始の声で空気が張り詰めた
どちらが先に動いたのか、気付けば岸本さんは畳と一緒に三橋くんの飛び蹴りの餌食となっていた
理｢凄い卑怯!｣
哲｢卑怯極まりなし｣
『卑怯…だけどなんかスカッとした』
その後無事(?)試合も終わり、理子の道場は守られた
道着からいつもの短ランに着替えた三橋くんと一緒に途中まで歩いて行く
『三橋くん、今日はお疲れ様。ちょっとビックリしたけどカッコよかったよ』
三｢…え、なになに!?Aちゃん俺に惚れちゃった?｣
『いや、惚れてはないけど!惚れてはないけどカッコよかったよ!』
三｢ふーん。…ま、Aちゃんがピンチの時はこの三橋が助けてあげるよ｣
『んへ、期待してるよ』
三｢え、何今の笑い方。すっげぇ可愛かった｣
『ちょっ、そういうのは求めてないよ!!』
三橋くんから逃げる様に分かれると赤くなった顔を冷ますように冷たい風が吹いてきた
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おもち - はじめまして！お話面白かったです！更新頑張ってください！時代に合わない設定などは、私は気にしてません！夢小説なので！あと、もう続きが気になります！更新お願いします！更新しないのですか？ (2020年9月17日 18時) (
レス) id: 9b97fff7dc (このIDを非表示/違反報告)
那喩汰(プロフ) - コメント失礼します、まだ途中までしか読んでないので訂正あったらすみません。谷口ではなく谷川だと思います。更新頑張って下さい。コメント失礼しました。 (2020年8月27日 14時) (レス) id: 7cb02cf353 (このIDを非表示/違反報告)
夢子(プロフ) - もうこの話が好きで好きでたまりません…！とにかく続きが気になります。長らく更新されていないようですがもうされないのでしょうか？更新お待ちしております… (2020年8月23日 9時) (レス) id: 72b9a547c8 (このIDを非表示/違反報告)
Mie - 好きです〜〜…！！ キャラの立て方もストーリーの進め方も大好きです、それに読みやすい！もう続きは書かないのでしょうか？待ってます (2020年8月3日 8時) (レス) id: cefd911627 (このIDを非表示/違反報告)
梨恋 - こんにちは。何時も笑いながら見させていただいてます。口調が似ていて凄いなと思いました。最後に更新してから長い時間が経っておりますが、ずっとお待ちしています。 (2020年7月19日 22時) (レス) id: 9701084540 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木村 | 作成日時：2018年10月27日 16時
