検索窓
今日:3 hit、昨日:29 hit、合計:20,195 hit

百十一話 ページ2

アスタ視点


アスタ「ユウ…………無事かな…………」

ノエル「ユウは絶対戻ってくるわ………安心なさいよ………」


震えた声で言うノエルの顔を見てみると今にも泣きそうな顔をしていた


アスタ「(こいつも、心配してんだな……)」

ノエル「っ……………」

レオ「兄上だけではなくユウまでっ…………俺は、何をしていたんだ……」

ミモザ「ユウさん…………」

クラ「お前ら、ユウがそんな簡単にくたばるわけがないだろう!
  ユウが戻ってきた時、そんな顔をしているのを見たらどう思う!
  少しはユウを信じろ!」

「「「「っ……………」」」」

ゼル「その通りだ!!」

「「「「「!!」」」」」

クラ「ゼル団長!?」

アスタ「確か………ユウの兄貴…………」

ゼル「いかにも!俺はユウの兄、ゼル・ラティスだ!
  ユウが連れ去られる前、俺とノゼルはユウの助けられた!
  敵の攻撃に気付かず妹に守られるなど兄失格!!
  だが、お前らみたいな顔をしていると妹は悲しむ!!
  だから戻ってきた時、そんな顔ではなく、笑顔で迎えてやれ!!」

アスタ「(自分の妹が連れ去られて一番心配してんだろうに………
  すげぇな)」

ネージュ「声が大きいですよ。ゼル兄様」

ソード「声が凄く響いていますよ………」


その……ゼル?団長の後ろから顔が整ってる二人が現れた

兄弟全員そろって美形……………


ゼル「それはすまないな」

ネージュ「私はユウの姉、ネージュ・ラティスよ。宜しくね」

ソード「ユウの兄のソード・ラティスだ」

アスタ「よ、よろしくお願いします………アスタっす」


この三人は他の貴族や王族と違い差別はしない


アスタ「なぁ、ラティス家って全員差別しねぇのか?」

ノエル「えぇ。昔からラティス家は他の貴族や王族と違って
  自分達より位の低い人間とも普通に接するようにしてるの」

アスタ「なんで?」

レオ「ユウに聞いた話だと、昔からの決まりとか言ってたな」

ミモザ「それしか聞いておりませんね」

アスタ「へぇ…………」



そんな話をしていると



ユリ「やぁ皆、ご苦労様」

ミモザ「ま、魔法帝!?」

ノエル「ユウ!?」


いきなり皆の前に魔法帝と魔法帝に抱えられたユウが現れた


アスタ「よ、良かった!無事だったんだ!」

ノエル「でも………傷が………」


皆はユウの腹部の傷を見ると黙ってしまった


ユリ「大丈夫だよ。ほら、よく見てみて」

百十二話→←百話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
設定タグ:愛され , 最強 , 幼馴染
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

キムチーズ - き、気づきませんでした………教えていただきありがとうございます! (2022年2月11日 21時) (レス) @page18 id: 8a629c3973 (このIDを非表示/違反報告)
なーくん - 百二十一話の最後、「頬」じゃなくて「額」になってましたよ〜(*´∀`*) (2022年2月5日 17時) (レス) @page19 id: 3094d2839f (このIDを非表示/違反報告)
キムチーズ - 本当ですか!?嬉しいです!(≧▽≦) (2022年1月5日 13時) (レス) id: 8a629c3973 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 最高でした!ありがとうございます! (2022年1月4日 19時) (レス) @page18 id: 5dcb6efa1d (このIDを非表示/違反報告)
キムチーズ - 作品のことですか?いいですよ! (2022年1月4日 12時) (レス) id: 8a629c3973 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キムチーズ | 作成日時:2021年10月15日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。