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「それじゃあA、あなたハリーと行くのね！」
図書館に着いて、ハーマイオニーに昨日のことを話したら、ハーマイオニーは幸せそうにうなずいた。よかった、と言っていた。
「ハーマイオニーは？ どうなの？」
軽く聞いてみたはずだったが、その一言でハーマイオニーは気を落としてしまった。
なにがあったのか聞きたかったが、なんだか泣きそうな顔をみていると、何も言葉がでなかった。
「わたしは……、」
「あー。ハーマイオニー？」
「……素直になりたいわ」
椅子に腰かけて座っているハーマイオニーはもうなんとでもない、というふうに笑った。
それにしても今日はいつもよりも人が少ない。ダンスパーティーのことが関係してるのだろうか。図書館なんかで時間を潰してる暇はない、ダンスの練習をしなくてはならない、とか。
あたしはそれを考えて笑っていたが、ハーマイオニーは宿題の多さでそれどころではないらしく、もうすでにイラついていた。さっきまでは笑っていたのに。
「ねぇ、知ってる？」突然、ハーマイオニーが顔を上げた。
「フレッドはアンジェリーナと行くんですって」
「そうなの？ フレッドはジョージと行くのかと」
ハーマイオニーとあたしは笑った。いくらあの2人でも、女の子ぐらいは誘えるでしょうよ、と言いながら。
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IZU - 改めてハリー可愛いしかっこいいなって思いました！！ハリー落ち短編集でしか見たことなかったんですけど、やっぱりハリーはいいですね！ (2016年8月30日 17時) (
レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
棗野 ｡(プロフ) - ∞トリクシア∞さん» 面白かった、そうコメントして貰えて光栄です。最後のほう、早く終わらせようと焦ってしまい、ちゃんと落ち着いて更新できなかったのですが……こうしてコメント貰えたのでこれでよかったかなと思ってます(単純)。 コメントありがとうございました！ (2015年8月10日 20時) (レス) id: 2e90d9dd81 (このIDを非表示/違反報告)
∞トリクシア∞(プロフ) - とても面白かったです！ ハリー落ちの作品は初めてなんですが、すごくよかったと思います！
(2015年8月10日 20時) (携帯から) (レス) id: dad191b995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗野 。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=kimotan
作成日時：2015年6月21日 0時
