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今度はシェーマスまでもが不安を隠せないようだった。ネビルはもうディゴリーが出てきた時点で蒼白な顔だったし、それは慣れているので大丈夫だろうと思っていたが、シェーマスはちがかった。
「ハリーはもう死んでしまったのか……」と、目はどこか遠くに向けていて湖を見ていないし、口元は軽く笑っている。顔は寒いのか不安なのかネビルと同じくらいかそれ以上に蒼白であった。
笑い事じゃない。あたしも心配で泣きそうだ。
「ハリー……どうか無事でいて」
その言葉が天に届いたのか、湖になにか浮かんできた。3つ。ひとつ余計な気がしたがそれどころではない。
今度こそ、ハリーしかいない。
あたしはもといた所からハリーが目指す岸の方へ足を急ぐ。
「ハリー！」
湖から上がってきたびしょ濡れのハリーを見つめ、抱き締めた。
疲れている上にビックリして声がでないハリーを無視してぎゅう、と力一杯抱き締めた。
これ以上ないくらいに、＿＿もう二度と離さないように＿＿
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IZU - 改めてハリー可愛いしかっこいいなって思いました！！ハリー落ち短編集でしか見たことなかったんですけど、やっぱりハリーはいいですね！ (2016年8月30日 17時) (
レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
棗野 ｡(プロフ) - ∞トリクシア∞さん» 面白かった、そうコメントして貰えて光栄です。最後のほう、早く終わらせようと焦ってしまい、ちゃんと落ち着いて更新できなかったのですが……こうしてコメント貰えたのでこれでよかったかなと思ってます(単純)。 コメントありがとうございました！ (2015年8月10日 20時) (レス) id: 2e90d9dd81 (このIDを非表示/違反報告)
∞トリクシア∞(プロフ) - とても面白かったです！ ハリー落ちの作品は初めてなんですが、すごくよかったと思います！
(2015年8月10日 20時) (携帯から) (レス) id: dad191b995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗野 。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=kimotan
作成日時：2015年6月21日 0時
