迷惑客 ページ12
Aside
お昼休憩を迎えた頃、従業員さんたちの様子が
おかしいことに気付いた
緊張していたり、怯えてるような...
「銀ちゃん、なんか変じゃない?」
こそっと耳打ちすると彼もそう思ってたらしく
銀「あァ、なんかあるなこりゃ」
お宮さんに聞こうと探すと休憩室にいた
「お宮さん、......お宮さん?」
なにか考え事をしているらしく聞こえていない
肩を軽く叩いてもう一度呼ぶ
宮「あ、あらごめんなさいぼーっとしちゃって...」
「あの、先程から女性の従業員さんの様子が変なん
ですが...なにか知ってますか?」
彼女が座っている向かいのソファに銀ちゃんと
座り話を聞く
宮「このあと来る予定の笹山さんって方がいるんだけど、女の子達に手を出そうとするのよ。食事を運んだ時とか布団の準備のときとかね」
簡単に言うとエロジジイである。
宮「隣に座らせて肩に腕を回したりセクハラ発言
したり...女の子達怯えちゃってね。」
銀「出禁にできねーのか?」
宮「常連さんの上にお金持ちでね、儲けの4分の1は
笹山さんなの。だから簡単には切れなくて...」
「でもこのままじゃ従業員さんがいなくなっちゃい
ますよね...」
経営する人達が居なくなってしまっては結局客を
切る事になる
それならその笹山さんとやらを退治するしか
ないだろう
「......あ、いいこと思いついた」
ぽん、と手を叩いた私に銀ちゃんとお宮さんの
視線が向く
「これなんてどうです?まず______」
銀「おいおい、まじかよ」
私の提案が採用され早速準備に取り掛かる
side無し
午後4時、太陽が沈み始め辺りが薄暗くなってきた頃
一人の男が旅館を尋ねた
男、笹山の登場に従業員達の間に緊迫した空気が
張り詰つめる
宮「笹山様、お待ちしておりました」
お宮が出迎え、チェックインの作業を済ませる
宮「では担当の者がお部屋へ案内致します」
お辞儀をして端へ寄ったところへAが登場する
「お部屋へ案内致します」
笹「おや、君は新人かい?初めて見る顔だ」
「はい、何卒宜しくお願い致しますね」
にこりと可愛らしい笑顔で答える
もちろん笹山が目をつけない訳がなく、にたりと
悪い笑みを浮かべAと共に部屋へ向かう
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わか(プロフ) - かなさん» あの低音ボイスたまらない((殴 ありがとう、生きて帰ってくるよ...(TT) (2020年7月25日 6時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 織田信長笑った爆笑 テストファイトっ((( (2020年7月25日 3時) (レス) id: b3faf8f8a2 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - えだまめンヌ。さん» そういってもらえて良かった...!ほんと辛いと思うけど頑張ってね(TT) 観覧車とかあるあるすぎて笑笑笑 (2020年7月10日 22時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
えだまめンヌ。 - わーありがとう!!!本当に今は恐ろしいものが多過ぎて(勿論銀魂グッズも)焦りに焦っている時期なのですが、万事屋3人とわかさんに応援されたらやる気しか出てこない…!息抜きにわかさんの小説読みます笑長めに書いて頂いて嬉し過ぎた…!そして観覧車楽しみ(( (2020年7月10日 19時) (レス) id: 510c711c3f (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - えだまめンヌ。さん» そうなのね...すぐには書けないかもしれないけど絶対書きます!!リクエストにお応えできた(?)みたいで良かったです( *´ `*) (2020年7月9日 6時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年6月4日 14時