蝶柄の着物が似合う君 10 【坂田銀時】

ドSにいたずらは厳禁 ページ47

Aside





｢ほ､ほら早く寝ようおやすみ銀ちゃん｣


話を変えようと早口で言う







柔らかい頭を撫でてあげる




いつもなら馬鹿にするなと怒るけど

今日は違うらしい




嬉しそうに目を閉じた




(私のかれぴ可愛い！！！！！)


ここでは叫べない､くそう

















寝息が聞こえて来た頃､携帯を取り出し

寝顔を連写




(新しい待ち受けにしよう...)











こっちの角度からも､と構えた時










土｢何やってんだお前｣

｢のふっ！？｣






突然の声掛けに変な声が出る







｢と､とととし兄さん起きたんですか｣

土｢あァ､あんま寝れなくてな｣

｢じゃあ眠くなるまでお話しましょう､
仕事の愚痴でもいいですよ｣




土｢余計眠れねーよ｣





呆れ笑いでそんなこと言うんだから相当愚痴が

溜まってるんだろう()







｢じゃあ今日は特別にマヨネーズの話を
しましょう｣


土｢今日だけかよ､まあ悪くねーな｡
まずマヨネーズの始まりは＿＿＿＿＿｣




























最初は頑張って聞いてたけどこっちが

眠くなってくる









なんとか頑張って眠気と戦ってると､とし兄さん

の口調がゆっくりになってきた






土｢それ､でだな､試しに自分...で､作っ...て
みた...ら､よ｣

｢美味しかったんですね｣

土｢あぁ...今度､食わ...せて､やる...｣

｢はい､遠慮しますね｣






出来心で頭を撫でると軽く睨まれた










が､手は払われないし止めろとも言わない






｢素直じゃないですね､ふふ｣


(私の兄さん可愛い！！！！！)




土｢うる､せ...Zzz｣










寝てしまった










(...そういえば寝てるとこあんま見ないな)




寝る直前にマヨの話をしてたからなのか

意外と可愛い顔で寝ている




(...撮っておこう)









総悟くんのも撮ろうとしたけど前にやって

目覚まされて酷い目にあったからやめておこう







保存された写真を眺めたあと携帯をしまう






























あ､土方さんがやる書類溜まってるんだった




熱出ても仕事やるような人だからできる範囲

でやってしまおうか









近藤さんのとこへ行く



近｢あれ､Aちゃんどうしたの？｣

｢兄思いな妹の仕事です｣




近藤さんはいいと言ってくれたが余計彼の

状態が悪化しちゃ意味がない



そういうと了承してくれた











3人のいる部屋の隅で書類にかかる

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