蝶柄の着物が似合う君 10 【坂田銀時】

ちょまてよ(きむたく) ページ37

銀ちゃんside





｢私ね､ぎんの匂い､好き...｣




なんて｡



















だぁぁぁ可愛いなコノヤロー！！！








こういうとこは小さくなる前と変わらない

のだろうか




前に俺の匂いが好きだと言ってくれた

ことがある



背中から頭の後ろに手を動かして抱き寄せる

ようにしてから目を閉じた













＿＿



















銀｢ぐぼぁっ！？｣




突然の痛みに目が覚める







神｢おい天パ...指一本触れるな言ったよな...？｣

新｢宇宙の塵にするって言ったよな...？｣



銀｢あ？...あ｡ちょまてよお前ら口調おかしい
から！これは理由があってな！｣





きむたくとかそれどころじゃねーから

やべーから！！





神｢いいわけなんざ聞かねーぞごらァァ！！｣

銀｢いぎゃぁぁ！！！｣
























｢ぎん､どうしたの？ミイラみたい｣

銀｢大丈夫､3コマ後には治ってるから｣

新｢いや小説ですからこれ｣




ぼこられた後ソファに3対1で座られ地味

に傷ついた










新｢そういえば今日どうします？｣






この姿じゃ仕事ができないから元に戻るまで

は強制的に休みにされたらしい､




かぶき町つったってそっち系の店とかも多いし

あまり行く宛てがない



あ､3コマ経った








家でパフェでも作るかと思ったとき











｢銀時くーん､いまーすかー｣




と隣の部屋の窓から入ってきたヅラ





銀｢返事してねーよ帰ってくんない居ません
帰れー｣


新｢いや返事しちゃってるじゃないすか｣





｢女の人...？だれ？｣

桂｢女じゃない桂だ！！...て､本当に小さく
なってるではないか｣




...そうだった､Aを小さくしたのこいつだ





銀｢治る方法教えてくんない？お前のせいで
酷い目あってんだよ｣


桂｢ふむ...たしか2日程で効果が切れるはずだ｣






つーことは明日の昼には戻ってるか









するとジト目のかぐらが




神｢ヅラ､まさかお前もロリコンアルか｣

銀｢もってどういうことだオイ｣


桂｢そんなわけなかろう､単純に仲良くなりたいだけだ｡それにA殿が真選組に居ない今なら襲撃しても銀時にはやられまい｣





Aに怪我負わせたら俺にやられると

分かってるらしい






｢しんせんぐみ...そーちゃんととーしろ
いじめるの？｣





ショックを受けたような顔でヅラに聞くから

あいつもたじろぐ











桂｢ぐっ...俺は諦めぬぞ｣

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