蝶柄の着物が似合う君 10 【坂田銀時】

もはやゴリラ呼び ページ5

Aside





カ｢2人もうちょっと笑ってー！｣

土｢なぁ､なんでこうなった？｣

｢知りませんよ...！｣





用意されたスタジオで写真を撮ってるのは

髪の長い私と土方さん






私は下ろしてて土方さんは結んでいる




この間の博士の言葉


博｢君とAちゃんの美男美女なら広告も
最適じゃ！じゃまた後日！！｣




この言葉の数日後､近藤さんにこのビルへ行け

と言われ行った





着いた途端楽屋みたいな所に連れてかれ私と

土方さんはイマドキ的な服に着替えさせられた







あ､着物とかじゃなくて読者様の世界でお洒落

な方が着てるやつ




で､写真撮影が始まったのだ






ネット広告に載せるものを撮るらしい




博｢おぉやっておるな！君達の上司が良い人で
よかったわい｣





スタジオに入ってきた博士

しかも近藤さんが承諾したらしい




｢｢あのゴリラ許さねェ...！！｣｣





今更断る訳にもいかず頑張ってはいるのだが





カ｢2人共顔固いよ！笑って〜｣




((んなのできるか...！))




私達はモデルではないからそんなの無理な

お願いである








私達には難しいと分かったのかカメラマンさん

はカメラを下ろして



カ｢ん〜､それじゃ俺達の事は気にせず普段
通りでいこう！！｣



なんて言う








スタジオのカフェに向かい合うように

座り固まる()






いや､確かにさっきよりは楽だけれども｡

カメラを向けられたらそりゃ緊張してしまう





(どーすんだよこれ)

(分かりませんよ！)




とにかくいつも通りの会話を意識する








(いつも通り...？)





















｢...そういえば明日マヨの特売日ですよ
とし兄さん｣




スタッフは当然目が点だ


何言ってんだお前的な






だかそんなのお構い無しにとし兄さんは答える




土｢んなの知ってらァ､しかも今回は5個一気に
買う毎に5種類ランダムでマヨキーホルダー
付いてくんだよ｣


｢という事は私が着いてけばいいんですね！！｣

土｢よく分かってんじゃねーか｣





嬉しそうだなあ



微笑むとし兄さんに釣られて私も笑う





｢全種類制覇ですね｣

土｢あたりめーだ､被ったら1個やるよ｣

｢いえ結構です｣

土｢そこは喜べよ！！｣





この状況も忘れ､話していると忘れていたカメラ

マンさんが駆け寄ってきた






｢忘れてた､マヨネーズなんて怒られる...！｣

土｢なんでだよマヨネーズは悪くねェ｣








そこでボケるなァァ

マヨでイメージダウン→←堅物クソ真面目キャラ(？)

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