96話 【続き】 ページ6
リ)「えっ………でも。」
ト)「1切れくらい、大丈夫だって。」
チ)「俺はホールごと食べていにゃあ〜」
チャーニャの言葉にリドルは笑いながら
先輩に連れられケーキ屋に向かっていった
リ)【真っ白なお皿に乗った、
真っ赤なタルト。
ボクにとってはどんな宝石より
キラキラ輝いて見えた。】
テーブルに乗っているタルトを俺も見つめた
リ)【一口食べたタルトは、すごく甘くて
食べたことがないくらい美味しくて……
ボクは一口ずつ 味わいながら
夢中になって食べた。】
嬉しそうに話していた先輩
リ)【＿＿時間を忘れて。】
その言葉に固まる
この先にあることは容易に想像が出来た
だからトレイ先輩はリドル先輩を叱れないのか
先輩が…リドル先輩を連れ出してしまったから…
母)「なんてこと！自習をサボっただけでなく
外で砂糖の塊を食べてくるなんて！
あの2人がリドルを唆したのね。
あんな悪い子たちと、二度と遊ぶことは許しません！」
そう言いながらリドルを怒っている母親に
リドルは泣きながら…
リ)「ごめんなさい、お母様！
もうしないから許して……！」
母)「お黙り！
お前がルールを破るからいけないのよ。」
赤い顔になりながら怒る母親
母)「ああ、やっぱり自由時間なんて
持たせるんじゃなかった。
もっともっと完璧管理しなくては……。」
そう言いながら、
ぶつぶつとリドルの生活のスケジュールを作る母親
リ)【ルールを破れば 楽しい時間まで
取り上げられてしまう。】
今にも泣き出しそうな声にリドルを見る
リ)【だからお母様の決めたルールは
絶対に守らなきゃ。
この街で
一番優秀なお母様はいつでも正しいはずだから。】
真剣な顔でそう言うリドルの瞳に涙が溜まっていく
リ)【でも……ねえ、ママ。
何でだろう？
何故だかとっても胸が苦しいんだ。】
頬を伝う涙にいてもたってもいられなくて
リドルを抱きしめる
その行動に驚きながらも
小さな声で本音を話してくれた
リ)【お誕生日だけでいいから
いっぱいタルトが食べたい。
お外でいっぱい遊びたい。
もっといっぱいお友達が欲しいよ。】
その言葉はずっと俺が昔思っていたことで
昔の自分と先輩を重ねてしまった
辛いよな…
独りぼっちで…
ずっと本心を言えないのは
リ)【教えて、ママ
どんなルールに従えば
この苦しさは消えるの？】
ト)「リドルーーー！！」
リドルがそう言った時
トレイ先輩の声が聞こえ視界が明るくなった
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カイト(プロフ) - 星猫さん» そうだったんですね…えと！自分は謝罪されるような事されて無いですし…大丈夫ですよ！？それに小説書くのとても楽しいですよね！分かります！多分誰も責めたりなどしないと思いますので…辞めなくてもいいと自分は思っています。 (2021年4月16日 12時) (
レス) id: 11c1e4cb26 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 謝罪があります。謝罪を来ました。実は、自分は雪華もミリアも蒼姫のアクアも同一人物ですので、嘘までしまったんです。理由は小説が作るのも大好きで辞めなくてしまったんです。なので小説を作るのやめます。誠に申し訳ありません。 (2021年4月15日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 - この話…ほんとに好きです！クルーウェル先生が大好き(*^ω^*)なんで！更新p(´∇｀)q ﾌｧｲﾄｫ~♪です！ (2020年11月24日 21時) (レス) id: d0ef1a2809 (このIDを非表示/違反報告)
関西弁女子 - 何これ面白すぎる！更新頑張ってください！ (2020年11月18日 3時) (レス) id: bd6f1862b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - カイトさん» 私も一緒に合作しませんか？ (2020年10月11日 16時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイト | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/mk0509/
作成日時：2020年9月8日 1時
