94話 【深層チャイルド】 ページ4
母)「8歳のお誕生日おめでとうリドル。」
これは…なんだ？
突然頭が痛くなったと思ったら
目の前には綺麗な女の人と赤い髪の少年がいた
母)「今年のお誕生日のケーキは、
頭が良くなるレシチンたっぷりの大豆粉と
ナッツの低糖質ケーキよ。」
綺麗な女性は少年に微笑みながらケーキを見せる
リ)「ありがとう、ママ。
でも、あのね、ボク……」
もしかして…この子はリドル先輩か？
真っ赤な髪と可愛らしい顔付きにそう感じた
これは…先輩の記憶か何かか…？
となると…この人は母親か…
子供の先輩は母親から目線を逸らしながら……
リ)「一度でいいから真っ赤な苺がたくさん乗った
タルトが食べてみたいな………。」
そう言った先輩を見て母親は
驚いたような怒ったような顔をして
母)「まあ、なんてことを言うの！
あんな砂糖の塊みたいなお菓子、
毒みたいなものよ。
一切れで一日分の糖質の理想摂取量を
オーバーするわ。」
…確かに…トレイ先輩の言うように厳しい母親だな
でも…確かにこの生活はキツそうだけど…
それでも…なぜか凄く羨ましかった…
リ)「さあ、今日はドコサヘキサエン酸と
イコサペンタエン酸がたっぷりの
ヘルシーなマグロのソテーよ。」
温かくて美味しそうな食事が先輩の前に並べれれる
リ)「ああ、でも8歳児の理想のカロリー摂取量は
1食600kcal以内だから100g以上食べ過ぎないで。
いいわね。」
…目の前に並べられてる飯も
決められた量があるのか…
リ)「………はい。ママ。」
悲しそうな顔をする先輩に…
俺は顔をしかめる
先輩には自由がなかったのか…
だから、あんな人形みたいな人になったのか…
リ)【ボクは、ずっと】
突然声が聞こえて振り返ると
虚ろな目をした先輩が立っていた
リ)【真っ赤な苺のタルトが
食べてみたかった。】
『先輩…』
その目には俺は写っていなくて…
母親だけが写っていた
リ)【たまに通りかかるケーキ屋さんの
ショーウィンドウに飾ってある
宝石みたいなタルト。】
『ッ…』
何か声をかけようとした時
母)「本日の古典魔法の勉強かここまで。
明日までに今日の勉強に登場した魔法倫理学における
言語哲学の教本を50ページ予習しておくこと。
では、次の魔法薬学の勉強の時間まで
1時間予習にします。」
リ)「はい、お母様。」
母)「お母様は少し用事があつから、
また1時間後にね。」
そう言って部屋から出て行く母親
この人は先輩のことを愛していたんだろうか…
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カイト(プロフ) - 星猫さん» そうだったんですね…えと！自分は謝罪されるような事されて無いですし…大丈夫ですよ！？それに小説書くのとても楽しいですよね！分かります！多分誰も責めたりなどしないと思いますので…辞めなくてもいいと自分は思っています。 (2021年4月16日 12時) (
レス) id: 11c1e4cb26 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 謝罪があります。謝罪を来ました。実は、自分は雪華もミリアも蒼姫のアクアも同一人物ですので、嘘までしまったんです。理由は小説が作るのも大好きで辞めなくてしまったんです。なので小説を作るのやめます。誠に申し訳ありません。 (2021年4月15日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 - この話…ほんとに好きです！クルーウェル先生が大好き(*^ω^*)なんで！更新p(´∇｀)q ﾌｧｲﾄｫ~♪です！ (2020年11月24日 21時) (レス) id: d0ef1a2809 (このIDを非表示/違反報告)
関西弁女子 - 何これ面白すぎる！更新頑張ってください！ (2020年11月18日 3時) (レス) id: bd6f1862b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - カイトさん» 私も一緒に合作しませんか？ (2020年10月11日 16時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイト | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/mk0509/
作成日時：2020年9月8日 1時
