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おはよ。 ページ7

「っ…わっ!!!ぁあーー、、」






どうやら私は寝てたみたいで。

目が覚めて、ふと顔を上げると

小さな寝息を立てて寝ている裕太いた。



やってしまった。

最悪だ。


スマホで時間を確認。

AM5:05



朝が来てしまった。




「ん…ん、おはよ。」


「ごめんなさい、私、寝てたみたい。」


「んん?
んーー俺もゆっくり寝れたよ?」





ふぁぁっと小さなあくびして

ゆっくりと目を開けた裕太は

そのまま私の唇に優しくキスを落とした。







「狭いベッドなのに?」


「うん。くっついて寝れるからね。
あったかいし。」



確かに。

私も久しぶりにぐっすり眠れた気がする。




「久しぶりに会えたのに
寝ちゃってごめんね?」


「うんん、一緒に寝れたからいいよ。
ん?今何時?」


「5時05分。」


「そっかー。まだ少し寝れるね。」




そう言って、ふにゃふにゃっと笑って

私を引き寄せた。


 

「…裕太?何時に起きる?」


「んーー、6時半。まだ一緒に寝れるでしょ?」


「うん、8時半に家出る。」


「じゃぁもうちょっと。」




お疲れなのかな?

頭の上から静かに寝息が聞こえて。

私の瞼もゆっくりと閉じた。









pipipi…



「んっ……」


裕太のスマホのアラームが鳴って目が覚めた。




「おはよ。」


「…おはよ。」





裕太の寝起きの声は少しだけ掠れてて。

目を細めてこちらを見ては嬉しそうに笑って。


裕太の唇が私の頬に落ちてきた。



「くすぐったいよ。」


「久しぶりだからいっぱいAにキスしとこ。」






そう言って、額に瞼に鼻にと

たくさんのキスが降ってきた。

眩しい朝。→←ストイック。



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たまみ(プロフ) - 続き待ってます! (2021年12月8日 18時) (レス) id: cb87a6a008 (このIDを非表示/違反報告)
Megu(プロフ) - うわぁー...つづきみたい... (2021年9月5日 23時) (レス) id: 53ea6f44f6 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年5月29日 0時) (レス) id: 3c9e6364e5 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年5月23日 0時) (レス) id: 3c9e6364e5 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年5月15日 22時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまこ | 作成日時:2021年2月10日 23時

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