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「うぁ〜〜、けっこう見えるじゃん！星！」
「ほんとだな」
１０分ほど歩いたところに、隣町との境界になるそこそこ大きな川があって。
そこの河原にグラウンドが２面と遊歩道。
押してきた自転車を雅紀が道路わきに停めると。
俺たちは、グラウンドまで下りていって、芝生の上に座った。
川面から、湿った風が吹いてくる。
夜気がひんやりと気持ちいい。
町の中と違って、街灯も少なく、思った以上に星たちがよく見えた。
天の川に。
細い細い月も。
「う〜〜ん」
「どうした？」
「ねーねー翔ちゃんどれ？夏の大三角形」
星座早見表と格闘してる雅紀は、お目当ての星が分からないらしい。
「夏の大三角形は…、あ！あれ！あれがベガ！こっちがデネブ！……で、その横が、」
「アルタイル！」
「ふふふ、よくできました」
「さっすが翔ちゃん、なんでも知ってるねー！」
「まぁな」
「ベガとアルタイルって織姫と彦星なんでしょ？」
「あぁ、今日は七夕かー」
「うん」
だから、雅紀は、星を見ようって言ったのかな？
星を見上げてる横顔は―――、ふふ、おやつを待ってる大型犬みたいだけどな。
男子高校生二人で星空観察なんて、なんかすげぇ恥ずかしいけど。
今、ここには、俺と雅紀しかいない…。
でかい天球の下で、俺たちはすごく小さな存在で。
だけど生きてるってことを、なぜだか強く感じた。
「翔ちゃん…」
「ん？」
「ろまんちっく天体観測だね？」
「あぁ？なんだよ、それ」
「ろまんちっく！」
「はいはい。好きだな、お前は。ロマンとかドリームとか」
「ラブもね？」
「ラブ？」
視線を感じて隣を向くと、雅紀が目を細めて、柔らかく笑った。
「…翔ちゃん、好きな子…いる？」
「………いる」
「……オレも」
芝生に置いた俺の手に、雅紀の手がそっと重なる。
俺はそれをそのままにして、天を仰いだ。
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もここ(プロフ) - さくらんぼさん» さっくー♪翔ちゃん紅白の司会に決まったねー！何か安心感半端ない！笑 年末音楽番組もあれこれ楽しみよ。タッキーもケンタッキーで出るかな？なんだか怒涛の年末になりそうだよね！お互い！笑笑 (2018年11月10日 10時) (
レス) id: f5f19a71a7 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - きらりさん» そんなかわいい雅紀くんも書いてて萌える相葉担ですwwまたJr.時代のお話書きたいなー。とんがってるけど優しい翔ちゃんも書きたいなー。 (2018年11月10日 10時) (レス) id: f5f19a71a7 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - きらりさん» きらりーん♪まだここにいてくれてるのねー！来てくれてありがとう！Jr.黄金期の頃のジャニーズも、それぞれ帰路に立つ時期なのね…。さみしいけど、いなくなる訳じゃない。見守っていきたいですー。そして、うんうん、タッキーの前では昔のままの雅紀くんになっちゃう (2018年11月10日 10時) (レス) id: f5f19a71a7 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - さえさん» さえさーん♪翔ちゃんとタッキーの間でうろうろする雅紀くん大好物なの(コラ笑)リアルタッキーはもうすぐ見られなくなるけど、そこは勝手に補充しちゃう！たまに出てきても、またお付き合いしてくださいねー！うふふ♪ (2018年11月10日 10時) (レス) id: f5f19a71a7 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - けめさん» けめっちー♪わーん！アイドルタッキーも残り2ヶ月を切ってしまいましたー。さみしー。まちゃきも今まではタッキーについてそんなにコメントしてこなかったのに、最近多い…。滝相もリアルでは見れなくなるのね…残念…妄想の世界のみね…ww (2018年11月10日 10時) (レス) id: f5f19a71a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/mokoko_pl_f/
作成日時：2016年4月10日 1時
