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#55 ページ5

お昼休みも終わり、いざ午後の部

順調に競技も進んでいき、今の競技が終わればいよいよ最後の大目玉のクラス対抗リレー

カナヲ「A、招集かかったみたい。行こう」

A「うん!」

招集場所に着くと、既に他のクラスも集まり順に整列し始めていた

男女の順番は各クラスばらばらで、うちのクラスは男子と比べてもタイムの早い私とカナヲが後半の三・四走を務める


現在の順位としては、やっぱり予想通り一位に教師陣が君臨
それを追うように三年、三位にうちのクラスと続いている

他のクラスは点差もあるし、唯一注意すべきなのは…

二点差の一年A組か


A組のメンバーは…


善逸「カナヲちゃん、Aちゃ〜ん!二人もリレーの選手なんだねぇ!」

伊之助「負け戦にのこのこやって来やがったなぁ!」

A「二人もって事は、A組の男子メンバーは善逸くんと嘴平くんなんだね」

そう言えば前に梅ちゃんが運動神経いいって言ってたっけ

…でも負けるわけにはいかないし、頑張らないと!

「では、走順に各場所に移動してくださーい!」

案内が入って四走のスタート地点に行く


パァアアン!


全員位置について間もなく、スタートの合図が鳴り響き一斉に走り出す

スタート時点で一位C組、二位にA組…
そのまま第二走者にバトンが引き継がれる

A「あ…っ」

ランナー達を目で追っていると、A組第二走者の嘴平くんがC組走者を抜き去るのが見えて思わず声が出る

善逸「あいつ、笑いながら走ってやがる…運動神経だけはいいんだよなー」

そう言いながらも、きっと善逸くんだってアンカー任されるくらいだから速いはず…
この僅差ならカナヲの速さで巻き返せるかもしれないけど、最終で一位を取れるかどうかは際どい


一年の応援席からはクラスメイト達の数多の声援が聞こえてくる

その期待を背負ったバトンが、ついにカナヲに渡り
カナヲは期待通り順位を一番に巻き戻す

皆が繋いでくれたバトン、今度は私が頑張らないと!

私も善逸くんも位置に着き隣同士でバトンを待つ

善逸「それにしてもAちゃん、女の子なのにアンカー任されるなんて期待されてるんだね」

待ちながらも余裕そうに話しかけてきた善逸くん

A「ただ単にタイム順で選ばれただけだよ…あ、でも」

善逸「ん?」

A「絶対負けないよ」ニコッ

善逸「ンヒ…ッ!?///」ドキッ


カナヲ「A!」

A「任せて!」パシッ!


必ず獲る…私にとって大事なスタートだから!

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - お酒さん» 誤字脱字が気になったので一部手直ししましたー! (2021年6月14日 13時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
お酒 - 2021/06/13、めちゃくちゃ投稿しましたね!!暇だったんですか?? (2021年6月13日 23時) (レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年1月20日 13時

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