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梅「二人ともおはよう。A、もう平気なんだ?」
カナヲ「おはよう」
A「梅ちゃん、おはよう!一昨日はごめんね、もう平気だよ」
梅「そっか、よかったね。んで、なんでカナヲは朝からそんな顔赤いわけ?」
A「あーちょっと色々あったみたいで…」
梅ちゃんにも話していいのかな?
カナヲの顔をチラッと見て伺おうとしたけど
梅「あ!わかった、あれでしょう?炭治郎との事でも話してたんでしょ」
カナヲ「…!///」
梅ちゃんがズバッと言い当てると、カナヲは一層顔を赤くして反応した
これは言葉で言わなくても「はい、そうです」って言ってる様なもんだよね…
梅「カナヲ反応が
A「中学の時から告白はされるけど、今までずっと断り続けてたもんね」
梅「じゃあ初彼になるんじゃん!」
カナヲ「彼!?別にそこまでは…!///」
梅「いやいや、いい?カナヲ。この数週間見てただけでもわかってる通り、私程ではないにしろ炭治郎は確実にモテるわよ!?
カナヲが喰らってまんまと落ちたあの人たらしっぷりは、本人無自覚の無差別級よ…
放っておいたらあっと言う間に彼女の一人や二人…」
A「梅ちゃん、顔が…」
目を見開いて迫力いっぱいに熱弁する梅ちゃんに圧倒されるカナヲ
美人な人が悪い顔してる時程 怖い物はないと思える程だった
さすが自他共に認めるモテる女は言う事が違う…
梅「とにかく、高校三年間なんて一瞬で過ぎちゃうんだから
先越される前にしっかり捕まえておかなきゃ駄目って言ってるの」
A「でも…梅ちゃんも誰とも付き合わないよね?なんで?」
入学してからほぼ毎日、誰かしらに呼び出されてる様だけど…一度もOKしたなんて話聞いてないし
梅「それは私の条件に合う人が居ないからってだけよ。妥協なんてしたくないもの」
カナヲ「条件って?」
梅「イケメン、高身長、年上、頭が良くて紳士的であり尚且つ私をいつでも守ってくれる人」
A「随分ハイスペックな人だね…そんな人なかなかいないんじゃないかな…」
梅「いるわよ」
A「え!誰?」
梅「私のお兄ちゃん!」
カナヲ「梅ちゃん、お兄さんいるんだ」
梅「そう!だから私、お兄ちゃんよりもレベルの高い男じゃないと絶対Yesなんて言わないんだから」
梅ちゃんのお兄さんなんて、絶対レベル高いだろうし…
これは梅ちゃんのファンの人たち撃沈だな、可哀想だけど
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- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時