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#27 ページ27

翌日、登校してまず向かうのは教室ではなくグラウンド

A「もう結構集まってるね…うちの班はどこだろ?」

カナヲ「あそこに居るのそうかな」

A「本当だ」

生徒が集まる集団の中に竈門くん達の姿を見つけて歩み寄る

炭治郎「A、カナヲおはよう」

A「おはよう」

カナヲ「おはよう」

善逸「おはよう!二人とも私服姿もかわいいね〜」

A「ありがとう、なんだか普段と違うからそわそわするね」

カナヲ「あ、梅ちゃんも来たよ。梅ちゃんおはよう」

梅「おはよ」

これでうちの班は全員揃った
他の班も揃い始めて、順にバスに乗り込んでいく

バスの座席は二人組に分かれる為、竈門くんと嘴平くん・善逸くんと私・梅ちゃんとカナヲのペアで座った

善逸「楽しみだね〜」

A「お天気もいいしよかったね」

善逸「うんうん、それに美女と一緒なら山道だってへっちゃらですよ」

A「は、ははは…」

暫くして全員乗り込んだのを確認し、バスは目的地に向かう

善逸「そういえば、Aちゃんってうちの担任と仲良いの?」

A「仲良いっていうか…私美術部で、顧問が宇髄先生だからよく話すだけだよ」

善逸「そうなんだ!ってことは絵が上手なんだねー」

A「人並みだよ///でも絵を描くの、好きだから…

部活といえば!もしかして善逸くん達って煉獄先生から剣道部に誘われた?」

善逸「あれ?確かに誘われたけど、なんで知ってるの?」

A「やっぱり!宇髄先生に聞いたんだ。煉獄先生が直々に声かけるって、素質がある証拠だから断ったなんて勿体ない気もするけど…何か理由があったの?」

善逸「俺、バイト始める予定なんだよね。炭治郎ん家がパン屋でさ

最近、親父さんが体悪くしてバイト探してるらしくて来週からやる予定なの
俺も丁度バイト探してた所だったし、炭治郎も店手伝ってるらしくて…だから入部したのは伊之助だけなんだ」

A「そうなんだ!バイトか…なんか格好良いね」

善逸「え!そ、そうかな///」

A「うん。それに、困ってる竈門くんの事助けてあげたいっていう善逸くんの優しさも素敵だと思う」

善逸「Aちゃん…!もしかして俺の事、好…「勘違いすんな、そしてその手を離せ(梅

善逸くんの言葉を後ろの席から梅ちゃんが遮り、なぜか善逸くんの両手に包まれた私の手をバシッと解放させてくれた

善逸「梅ちゃん!もしかしてやきもち!?」

梅「違うわよ!どんだけ自意識過剰なの」

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

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