キミのトナリ。

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そ、そ、そんな失態をっ！！



「あ、え？う、うそ！！

そんなのうそだよっ！！！」




確かに裕太のことでやけ酒してたけど

そ、そんな裕太に泣いて抱きついて

好きなんか言うはずないよ。




「んははっ

俺が来てからもずっと飲むし

飲み過ぎって取り上げたら

勢い余って零して服濡れたの」





だから裕太、裸だったの？


Aが汚すからってそういうこと？





「そしたらAいきなり服脱ぎ出して

そのまま寝ちゃったわけ。も〜焦ったから」






…少しだけ


思い出したかも。





「……」




「思い出した？

てかさ、合コンなんか行くなよ」




いきなり真剣な顔して見つめるから


思わず顔逸らしちゃった。






「こ、こっちは必死に裕太を忘れようと…

裕太には彼女いるって思ってたし。

ずっと好きなのに、裕太気付かないし…

てか幼馴染だから、幼馴染じゃないと

裕太のそばにいれないって思って…」






そうだよ。


10年近く、ずっと悩んでたんだから。


裕太のこと好き過ぎて


苦しかったんだから。

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