キミのトナリ。

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「ちぃちゃんのばか〜

裕太の話しないでよ〜」



「は？え？な、なに？」



「裕太のこと忘れようと

今日まで必死に頑張ってきたのに〜っ！」



「ふふっ。

本当に裕太のこと大好きだね」



「……」




「でも、もうだめだよ。

今日は裕太を忘れるために男探すんだから」



「……」




裕太を忘れるために。


諦めるために。


新しい恋しなきゃダメなんだよ。




って自分に言い聞かせて


ちぃちゃんの後をついて行く。





連れて来られたお店は


すごく素敵なところだった。




「おしゃれ〜」



つい、思った事口に出してしまった。



お店に入ってキョロキョロしてる私と違って


何なら店員と話してるちぃちゃん。



合コンの席聞いてるのかな？




「A！こっち！」


「え？あ、うん」





連れて来られたとこは


個室になってて


まだ誰も来て居なかった。

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