君の手のひらから【K.N】

潤３５　２７日 ページ39

大「松潤。おきてよ。」

寝ていると大野君に体をゆさぶられた。


潤「んだよ・・・。」

自然と虫の居所が悪い声がでてしまう。


大「相変わらず朝は機嫌悪いなぁ。あのさニノ具合悪くなっちゃって。」

潤「え？」

まぁ昨日からあんな感じだったしな。

潤「それで・・・大丈夫なの？」

大「いま翔くん看てるよ。そうだ、相葉くんも起こさなきゃな。」

横には口をあけ、布団を蹴り飛ばし寝ている相葉くん。

こんなクソ寒い中よく眠れるな。この人すぐ風邪ひくくせに暑がりなんだから。


潤「俺起こしとく。大野君はニノのとこ行ったげて。」

大「うん。ありがと。」

潤「腹減ってる？」

大「すこしね。」

潤「んじゃあ朝飯もつくっとくよ。」


悪いね、と言い残し大野君は出て行った。


俺は相葉くんを起こし台所に行った。

相「寒い！寒い！暖房！」

朝から騒がしい。

潤「もうつけたって。布団なしで寝てたひとがよくいうよ・・・」

相「だって暑かったから・・・。」

潤「はいはい。わかったから朝ごはんつくんの手伝ってよ。」


そういうと快くひきうけてくれた。相葉くんの担当はパンをやくこと。

相「食パンなんまいやくの？ニノいるの？」

潤「あー・・・。４枚でいいよ。ニノたぶんむりだから。もし食べれたら俺のちぎってあげる。」

相「へい。４枚ね。」

こがすなよ、と念を押して俺は自分の作業にもどった。

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