ニノ１５ ページ15
俺は結局帰ることになった。
有明さんがむかえにくるそうだ。
首が痛くてあまり動けないおれを翔ちゃんがおこして上着をきせてくれた。
その時指先に痛みがはしった。
でもだるすぎてそこまできが回らなかった。
翔「もうくるよ。くつはいて待ってようか。立てる？」
二「ん…。」
翔ちゃんに手をかしてもらいながらたちあがり靴をはく。
すると俺のケータイがなった。
有明さんだ
二「はい…」
有「着きましたよ。大丈夫ですか？」
二「ん。すぐいく…」
翔「きたって？」
二「うん。」
翔「いくか。」
翔ちゃんは俺をささえながら駐車場へおくってくれた。
二「ありがと…ってなにしてんの。」
なぜか車にのりこみとなりにすわっている。
翔「へ？おれもニノの家にいこうかな…って」
二「なんで？」
翔「一人でたてない人を家にほっておけないだろ。」
有「そうですよ。櫻井さんいいですか？」
翔「もちろんですよ。」
有「櫻井さんなら僕も安心です。」
この人たち、勝手すぎる。
ただおれには反論する力がもうなかった。
翔「椅子たおす？」
二「ん…」
翔「病院つくまで寝てなよ。」
二「そ…する」
うとうとしはじめたころ病院についた。
平日の昼だから人がすくなくすぐに診察してもらえた。
医「いきなり熱がでたの？」
二「は…い」
医「あ、となりのベッドで寝ていいですよ。」
二「すいません…」
医「その高熱でリンパがいたいと…。季節的にあれうたがわなきゃな。」
翔「インフルエンザ…ですか？」
医「そうですね。」
俺は鼻にながい綿棒をさされた。
しかし検査結果は陰性。
医「ちがうみたいですね…。なんだろ。首もう一度さわりますよ。」
先生の大きな手が首を包む。
医「はれてはないですね…。たぶん風邪だと思います。」
二「そ…ですか」
医「風邪薬だしますね。なんかあったらきてください。」
よかった。
ただの風邪って。
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和李(プロフ) - あおりんごさん» それ、私も思いました！４０度ってことでいいんですよね？ (2015年11月2日 22時) (
レス) id: 53f165a758 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご - 途中で熱が34.0に;でも上がってるって言っているのですが; (2013年12月6日 20時) (レス) id: 10bef027e5 (このIDを非表示/違反報告)
優美(プロフ) - 璃緒嵐 -riora-さん» ありがとうございます！ そう言って貰えると嬉しすぎます^^ かずほさんと頑張りますね（*^^*) (2013年10月4日 20時) (レス) id: edd916fa82 (このIDを非表示/違反報告)
璃緒嵐 -riora-(プロフ) - いつも読ませてもらってます。 にの担として、この作品のにのはとっても可愛いと思います。 これからも、がんばってください。 (2013年10月4日 20時) (レス) id: 6b6af85e0f (このIDを非表示/違反報告)
じぐいわれいあ(プロフ) - そうなんだ・・・でも、ガンバ！ニノが応援してくれてるって思えばだいじょうぶ！うちからも応援するわ！！ (2013年10月2日 20時) (レス) id: ac733c36b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かずほ 優美
| 作成日時：2013年9月19日 21時
