STORY３１ ページ33
☆ジェシーside
北斗とA…ずいぶん前に先に帰ったはず
なんで…？
菜「へー…あの二人って付き合ってたんだね」
意外、って小さな声で菜那は言った
意外、どころじゃない
今すぐ言って問い詰めたいけど足が重くて動かないし
どっちを追いかけたらいいのかだって、分からなかったから。
俺は立ち尽くすしかなかった
ジェ「・・・あいつら、ほんとに付き合ってんのかな」
ちょっと期待を込めて菜那に問いかけてみる
でも、期待は裏切られて
なんでもばっさり切り捨てちゃう菜那は空気を読む訳でも無く、いたって普通に答えた
菜「ま、抱きしめられてたしね
その可能性はかなりあるでしょ」
・・・鎖骨らへんがキシキシする
嫉妬なんか、ただカッコ悪いだけなのに。
菜那は俺の表情を見てか、さらに追い打ちをかけるように茶化した
菜「ジェシー、ショック受けてるー
可愛いっ」
そんな言葉も、今は右から左に流れる
幼い頃のあの気持ちが甦って、やっと初恋の相手にもう一度って時に…
何でだよ、北斗…。
菜「・・・何、ジェシーも北斗もずいぶん本気じゃん」
ジェ「でも…」
俺が余裕あるふりをして言おうとしたセリフを菜那はまたあっさりと言った
菜「ま、本人が決めたことだしね
往生際が悪くてもなんだか…ね？」
そう、だよな、やっぱ…
そんな人のもん奪うなんて、一番やっちゃいけないこと。
菜「ま、健闘を祈るよ」
そう言って菜那は大通りの方へ駆けていった
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まきな(プロフ) - コメント失礼します！-BUTLERS-5のパスワードはどうすれば教えていただけるでしょうか？ (2017年8月15日 2時) (
レス) id: 6170f65955 (このIDを非表示/違反報告)
ハナル(プロフ) - 執事ですからを読まさせていただき、とっても素敵なものを書かれる方だなとこちらも読まさせていただきました！引き込まれて、一気に読んでしまいました。こちらももし、続編が出られるのであれば楽しみにしています♪他の作品も楽しみにしいます♪ (2015年3月17日 2時) (レス) id: 20cbcae3ef (このIDを非表示/違反報告)
すぷりんぐ(プロフ) - 続編楽しみにしてます♪♪ (2014年12月6日 2時) (レス) id: 91f8423b81 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 泣いちゃいました( ´O` )他の作品も頑張って下さい！ (2014年9月11日 21時) (レス) id: 2142cb5590 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃやま - すっごく面白いです！！他の小説も頑張って下さい♪ (2014年1月27日 23時) (レス) id: d82a3c1e5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年7月12日 16時
