ep9 ページ9
岸さんと永瀬くんとのやりとりをみていると本当に心から仲がいいんだなって思う
やっぱりこれからずっと一緒の、長い間の付き合いでもあるし、仲間だし、この人たちにしか分からない喜びや幸せ、痛みだとか、苦しみだとか、たくさん共有しているからだよね
そういう仲間がいるって羨ましい
いつか私もそんな風に相談できる仕事仲間がたくさんできて、いろんな人たちから喜んでもらえて、綺麗に、可愛く、かっこよくヘアメイクできるような、そんな人になりたいって強く思ってるんだ
___ガチャ
神宮寺「お疲れ〜!次、岸くんだって!」
2人を微笑ましくみているとドアが開き、神宮寺さんが入ってきた
そして神宮寺さんが入ってくると同時に加奈も私たちが待機していた部屋に入ってきて、私の耳元でこう囁いた
加奈「ねえ、A!ちょっとあとで話聞いて」
ちょっと、?
いやすごく、顔を赤らめてた加奈が帰ってきた
おっと、これは私の知らないところで何かあったな!
気になります!!
早く何があったのか聞きたいと思ってたのもつかの間
岸「よし、じゃあAちゃん俺のヘアセット頼む!」
A「あ、はい!行きましょう!」
永瀬「えー!岸くんもう行くん!てか、俺の髪もAちゃんにセットしてもらいたかったーー!」
そう嘆く永瀬くんの撮影はもう終わっていた
岸「じゃあな、廉。もう先帰るっしょ?紫耀たちも先帰ったし」
永瀬「うん…多分?」
A「じゃあ、また後でね加奈」
加奈「うん」
私も加奈に後で話を聞く約束をして、岸さんと私は撮影部屋に急いで向かった
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作者名:なのか | 作成日時:2019年1月13日 0時