変化 ページ2
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「それと、例のアレ。両面宿儺の器。虎杖悠仁とか言ったか？アイツはどうなんだ？」
『身体能力オバケです。……真希さんと良い勝負かも』
「真希と張り合うかぁ〜そりゃなかなかなもんだ」
「パンダてめぇ私が筋肉馬鹿とでも言いてーのか」
「そんなこと言ってないだろ？」
違う違う、と言いながらもニヤけ面のパンダに真希が食い掛かり、そのままフレームアウトしてしまう。
『あー……棘達は？戻るの今日じゃなかったの？』
「ツナ……こんぶー？」
『えー延期？なんでまた。』
「いくら、ツナマヨ」
『ふーん。』
パンダと真希はいつものことながら。
Aはチラリと揉み合う二人を見遣り、まあいっか、と頬杖をつく。
『長いなぁ。』
「こんぶ？」
『うーん、別に。』
ポケェとどこか上の空の状態のAに、真希が遠くから問いかける。
「なんだよ引き締まんねえ顔して。最近どうなんだ？」
『まあ、はい。元気です、かね』
「……」
「……」
「……」
『＿＿＿＿＿？』
ふと止んだ二人の騒ぐ音にAが画面に視線を戻す。
『な、なに……？』
こちら側の異様な様子に、Aは少し仰反った。
「おい聞いたか」
「しゃけぇ……」
「Aなんかあっただろ！？恵だろ！？」
『ちょ……パンダ先輩近いです』
なんでですか、と引き気味のAに、三人はへばりつくほどスマホに寄る。
「なんでって……なあ？」
「明太子」
「お前、最近どう？って聞いても“ぼちぼちです”しか言わねーだろ」
『そう、ですっけ？』
「Aちゃ〜ん、話聞かせろォ」
(こ、こわい……)
-
「へえ、うまくやってんじゃねーか」
「しゃけしゃけ！」
『そうかな……？』
Aがぽつりぽつりと、2年生のいない期間の出来事を語り終わると、三人はまるで自分のことのように浮かれた顔をして言った。
「そうだろうそうだろう。
お前気づいてないだろうけど、俺がヤキモチ妬くくらいには嬉しそうな顔してるぞ」
パンダの言葉に、Aはハッと自分の頬を両手で包み、……本当ですか？と表情を確認した。
「俺たちがいない間にますます可愛くなるなぁ……本気で妬いちゃいそう」
「ツナ、おかかぁー！」
「ギリじゃねーよ完璧アウトだろ」
ふざけあう三人に、Aが画面の向こうで楽しそうに頬を緩ませた。
「私今までずっと、棘たちが羨ましいって思ってたんです」
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若葉 - 気になるぅぅぅ〜!!更新楽しみに待ってます！ (2022年9月8日 19時) (
レス) @page4 id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
早瀬モモコ(プロフ) - ちょこぷりんさん» ちょこぷりんさん、お久しぶりです！更新待っていただいてありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年6月11日 9時) (レス) id: 8442258d5b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぷりん(プロフ) - お久しぶりです！更新嬉しいです！ありがとうございます😭😭これからも楽しみにしていますね❕ (2022年6月8日 19時) (レス) @page1 id: 7ac428c852 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - とても面白いですね！ 更新、大変だと思いますが自分のペースで頑張ってくださいね！ 私も呪術廻戦の作品を書いてますが良かったら作品の題名を教えますか？ (2022年6月7日 22時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
早瀬モモコ(プロフ) - よつぎさん» よつぎさん、コメントと深夜の一気読み！ありがとうございます！勢いあってすてきです！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします！ (2022年5月26日 22時) (レス) id: 8442258d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：早瀬モモコ | 作成日時：2022年5月23日 22時
