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14:もう、良いよ ページ15
あきり君はもう一度彼女たちに向かって言おうとしていたが私は止めた。
無駄に誰かが傷つくのは嫌だから。
傷つくのは私だけで良い。
あきり君にはとても感謝しているけど、これ以上彼が関わると何をされるか分からない。
これは彼のためなのだ。
私が傷つくだけで周りの人が幸せになるのならば喜んで犠牲になりたい。
それなのに彼はどうして私のためだけに立ち向かえるのだろう。
私は誰かが傷つくのを見たくないだけなのに。
優しさは時に人を苦しめる、私はそう思う。
ごめんなさい、助けてくれたのに。
恩を仇で返すような真似をして。
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夜月 - コメント失礼します。凄く面白かったです。とても共感出来るところがあって、感動しました! (2019年3月21日 5時) (レス) id: 0c03e21e68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:・ωツカサ・ | 作成日時:2018年12月9日 17時