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「お母さん!!」

そう言って私はお母さんの元へ向かった。


そして、くるって一回転してお母さんに制服を見せる。



「ねぇ、どうどう?似合ってる?」

ニコニコの笑顔でそう言った私。

喜色満面とはこの時のために作られた言葉なのではないか、とまで思った。




「あら、A。制服似合ってるじゃない!

イメチェンもして、今までとは全然違うし、可愛さが増したんじゃない?」




キッチンで朝ごはんのお皿を洗っていたお母さん。

私のことをチラッて見て、褒めてくれた。








「そうかな〜!



…あ、そろそろ学校行かないと遅刻しちゃう!
初日から遅刻は流石にまずい!!


行ってきます!また入学式の時にね!!」




そう言って、新品のローファーを履き、新しく買ってもらった定期が鞄についていることをもう一度確認して、元気よく玄関の扉を開けた。

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作者名:百花 | 作成日時:2021年2月2日 16時

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