キミとのキセキ (ページ24)

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で、問題は中学校から。

やっぱりね、Aと俺は、同じ公立の中学校に入ったんだよ。

小学校の頃は私服登校だったけど、中学は制服登校じゃん？？

だから、Aの私服見る機会は減っちゃうけど制服もめちゃくちゃ可愛いんだろうなぁ、とか思ってた。

で、やっぱ思ってた通り制服もめちゃくちゃ似合ってて。

Aはすごい真面目だから、スカートも折らず、制服を着崩さずに着てて、他の奴らにAの可愛い生足が晒されなくて幸せだな、とか思ってた。

それで、また同じクラスになれたんだ。

中学は、いろんな地区の子が来るから、小学校よりも格段とクラスも増える。

確か5クラスだったような…？

その中から俺とAが選ばれるのって、もはや運命だよね、うん。

で！！！

ここが1番大切なんだけど！！！

なんとね！！！！

中学からは男女混合の名前順じゃなくて、男子は男子、女子は女子、ってなったんだけど、！！

俺とAは、苗字だいぶ離れてるのに！！

出席番号が俺が男子の10番で！！！！

Aが女子の10番だったの！！！

で、1番最初の席は名前順で、必然的に同じ番号の人と隣になるのよ。

だから、俺、最初からAの隣だったわけ。

それわかった瞬間ガチめのガッツポーズ決まったんだわ、俺。

いつもひたすら斜めを向かなきゃ行けなかったからね、、。

本当隣にいる幸せを噛み締めてた。

数学の授業中、Aがわからないところがあったら、俺がすぐに教えてあげられる。

Aが先生に当てられて困ってても俺が助けてあげられる。

そんな素敵な事をやれるし、隣の席だからなんとなく違和感も生まれない。

もともと人見知りだったから、最初の方は俺もAも全く周りのクラスメイトと話せなくて、2人で一緒にいる時間は格段と増えてた気がする。

その頃には、Aの髪の毛は昔みたいにサラサラのショートヘアじゃなくて、髪をポニーテールとかいうやつにしてた。

それもまた可愛くって、本当毎日Aの写真を撮りたかったけど必死に堪えてたんだ。