弱い僕と弱い君 (ページ10)

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そして、本部につきみんなは食堂に行く準備をしていた
私はそこら辺にある木箱の上に腰をかけ立体機動装置を取り外していた

ベル｢立体機動装置は直しておくね、あんまり無理しないでね｣

貴｢ありがとうベルトルト｣

ベルトルトが私の立体機動装置を元の場所に直してくれた

私は挫いてしまった方の靴を脱ぐ

貴｢うわ、腫れてる｣

そこにちょうどアルミンらしき人が歩いてきた
私は急いで靴を履き何事も無かったかのようにそこに座っていた

アル｢ヴィクトリアじゃないか！無事だったんだね！｣

貴｢うん！アルミンの言葉のおかげだよ｣

アル｢それはよかった！ねえもしかして足怪我したでしょ？｣

貴｢え？｣

やはりアルミンにはバレてしまうのか

アル｢見せてごらん｣

そう言いアルミンは私の靴を脱がせ足を見た

アル｢すごく腫れてるじゃないか｣

貴｢奇行種が飛んできて体制を崩しちゃって、｣

アル｢そうだったんだね、とりあえず医務室に行こう｣

貴｢うんそうする｣

アルミンは体制を低くし僕に捕まってって言うような目で私を見てきた
私はアルミンの背中に乗った

アル｢痛かったら言ってね｣

貴｢うん｣

私はアルミンにおんぶされ医務室へ向かう

男の子なのに少し長い髪、白い肌、金髪の髪の毛

アルミンが歩く度に風邪でアルミンのいい匂いがする、それが落ち着きを呼び疲れもあったせいか私はアルミンの背中で寝てしまった

貴方｢ん？｣

目が覚めるとそこは自分の部屋ではなかった

隣を見ると床で寝ているアルミン

貴｢アルミン？｣

アル｢ん？あ、起きたんだね｣

貴｢ごめんね、寝てしまった｣

アル｢ううん、全然構わないよ｣

貴｢もう就寝時間すぎた？｣

アル｢うんもう過ぎちゃったよ｣

貴｢ほんとにごめんね｣

アル｢今日は遅いからそのまま寝てていいよ｣

貴｢ありがとう、でもアルミン床の上じゃ痛いから一緒に寝よう｣

アル｢僕はこう見えても男だよ？｣

貴｢だから？｣

アル｢はあ～もう他の男子にこういう事しちゃダメだからね！｣

貴｢わかったよ…そんなアルミンも好きだよ｣

アル｢なっ、僕も君のことが好きだよ誰よりもね｣

貴｢じゃ私たち恋人になるのもありなんじゃない？｣

アル｢そんな事軽々しく言わないの｣

貴｢私はほんとにアルミンのことが好きなのにな｣

アル｢冗談だよ僕も好きさこれからよろしくね｣