弱い僕と弱い君 (ページ8)

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episode8 ページ8

ドンドンドンドンドン！

ドアを叩くすごい音で目が覚めた

アニが急いでドアを開ける

そこには息を切らしたハンジ分隊長がいた

ハン｢大変だ！急いで準備してくれ！トロスト区に巨人が入ってきた！｣

貴｢ア、アニ、い、急いで準備しないと、｣

ア｢落ち着いて、大丈夫だから｣

アニの言葉で私は落ち着きを戻し訓練着に着替えた
そして部屋を出て立体機動装置がある場所に行った

アル｢二人共！こっち！｣

貴｢アルミンありがと、｣

クリ｢ヴィクトリア！私たちと一緒の班だよ！急ごう！｣

貴｢うん！｣

急いでガスの補給をしようとするが恐怖のせいで手が震えて上手く出来ない

そこにアルミンがさっとてを差し伸べてくれガスの補給が出来た

アル｢落ち着いて？君なら大丈夫、でもまた君と星空を眺めたいから死なないでくれ｣

貴｢うん、もちろんよ｣

そう言ってアルミンとは別れクリスタ達の班に合流した

貴｢ごめん！皆！｣

私たちの班は35班
クリスタ
ベルトルト
コニー
エレン
の私を含めて5人だった

エレ｢急げ！行くぞ！｣

貴｢うん！｣

私たちは巨人の元へ向かっていった

アルミンside

ドアをものすごい勢いで叩く音で目が覚めた

ドアを開けるとそこにはモブリットさんがいた

モブ｢巨人がトロスト区に入ってきた！急げ！準備してくれ！｣

そして僕達は急いで準備して、立体機動装置を取付ける場所に行った

僕が準備を終えた頃

アニとヴィクトリアが走ってきた

アル｢二人共！こっち！｣

僕は2人をこっちに呼んだ
アニは慣れているのか一人でサッサと立体機動装置を取り付けて僕と目を合わせ先に行ってしまった

ヴィクトリアは恐怖のせいか手が震えてベルトも全然締めれてなかった
それを僕が器用に締めていきガスも手が震えて出来ないヴィクトリアを手伝った

きっと僕よりもすごく怖いんだろう
だけど僕は今日生き残れるか分からない
でも何だか怖くはなかった
生き残れるかの恐怖よりもヴィクトリアを失う方が怖かった
だから僕は

アル｢落ち着いて？君なら大丈夫、でもまた君と星空を眺めたいから死なないでくれ｣

そう言うとヴィクトリアは落ち着きを取り戻した

その後僕の班に合流し

巨人の元へ行った