弱い僕と弱い君 (ページ5)

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そう言われ私はベルトルトの足に自分の足をかけてみたがやはりベルトルトのがっちりした足に自分の足じゃ叶うはずもなくあっけなく飛ばされる

貴｢いっったあい｣

ベル｢ご、ごめん！｣

貴｢いいよいいよ！気にしないで｣

この時はあの人が自分に嫉妬してるなんて思ってもなかった

アルミンside

昨日ヴィクトリアに言われた

｢アルミンは私にとってお兄ちゃんみたいだな｣

この言葉が頭から離れなかった
僕はヴィクトリアのことが好きだ大好きなんだ
けど君は皆の人気者で、僕よりカッコイイ男子にも好かれてる、あのエレンやジャンも狙おうとしている位の綺麗さなんだ

あんな綺麗な人に僕は釣り合わないだろう

医務室で君と寝た時すごくドキドキしたよ
僕でいいのかなって思った
でも君は顔色何一つ変えず僕を頼ってくれた
そんな事されたら期待しちゃうよ

でも今はベルトルトと対人格闘技をしている

どうしても視界に入る距離にいるからどうしても君を目で追っちゃうんだ

ベルトルトに倒される君
近いよベルトルトとの顔の距離が

ベルトルトに倒される度に赤くなる君の頬
やっぱ僕じゃダメなんだね

貴方side

昨日アルミンにあんな事言ったなんて今でも自分が信じられない
いやでも確かにアルミンはお兄ちゃんみたいだよ？
でもついその場の雰囲気で言ってしまった
しかも一緒のベットに寝たし！！
アルミンにとっては迷惑だったろうな～
こんな私なんか女として見てなさそうだし
アルミンの好きな人はクリスタなんだろうな～

やっぱ私なんか釣り合わないのよ

でもベルトルトに格闘技で倒される度にベルトルトとの顔が近くてこれがアルミンだったらなんて考えると自分でも分かるくらい頬があつくなる

しかもよりによって今日の格闘技のアルミンの相手クリスタだし
あーこれがきっかけでクリスタと仲良くなって付き合うんだろうな～

馬鹿だな私

そして訓練も終わり夕食の時間になった

ミ｢ヴィクトリア、おつかれ｣

貴｢ああ、ミカサお疲れ様！｣

ミ｢どうかした？なんかいつもと違う、もしかしてベルトルトに何かされた？｣

貴｢大袈裟だな～もうベルトルトには何もされてないよ｣

ミ｢わかった、恋？｣

貴｢やっぱミカサには隠しきれないのね｣

ミ｢やっぱり、なんか悩んでる？｣

貴｢いや実はさ、私アルミンのこと好きってゆうかなんて言うんだろ、気になるってゆうか、気づいたら意識しちゃってるのね？｣