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潤だけが「あぁ・・・」って言わなかった。
潤だけが私をダメだと言わなかった。
潤は私の特別。
私は潤が大好き。
ずっとずっと潤の傍にいたい。
潤は私にAと名前を付けてくれた。
潤が呼ぶAと言う名前は、くすぐったくなるくらい愛しさに溢れていた。
今まで感じたことのない感情だ。
潤にAと呼ばれると、私はとても幸せな気持ちになった。
潤は私の右足にリボンを巻いてくれた。
怪我してるところに。
このリボンをするようになってから、誰も私の右足を見ても「あぁ・・・」と言わなくなった。
代わりに「かわいいね」と褒めてくれるようになった。
潤のおかげ。
潤はすごい。
潤は、私にたくさんの幸せをくれる。
潤は私に服も買ってくれた。
「Aは女の子だからやっぱピンクだよな。花柄も可愛いな。白いフリルもいいな。本当にAは何でもよく似合う」
そう言いながらたくさんの服を買ってくれる潤を見て、雅紀は笑った。
雅紀は潤の友達。だから私の友達。
雅紀は、潤の家の前の廊下をまっすぐ行った端っこの家に住んでいる。
潤が仕事で帰れないとき、私は雅紀の家にお泊りする。
そう言えば、雅紀もリボンをする前の私の右足を見たけど、「あぁ・・・」って言わなかった。
雅紀のこと、潤の次に大好き。
雅紀はとても優しい。
潤とはちょっと違うけど。
潤はとにかくいつも私と一緒にいてくれる。
例えば、お気に入りのブランケットの上で丸まってるとブランケットごと私を抱き上げてソファの上に置く。
潤はその隣に座ってテレビを見ていた。
雅紀は、丸まる私をちらっと見ると、そのまま自分のことをする。
でも私が近づくと
「ん〜Aちゃん寂しくなっちゃった？」
と言いながら膝の上にのせてくれた。
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ちな(プロフ) - ayaさん» ayaさん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです！期待に沿えるかわかりませんが、がんばりますので、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月6日 7時) (
レス) id: 39df0fabf1 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - ちなさん、こんにちは！初コメです。まだ始まったばかりのこのお話ですが、ワクワクしながら読ませて頂きました。私もＪに飼われたい！続きも楽しみにしてますね^^ (2019年4月1日 12時) (レス) id: 09a0cb5a29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな | 作成日時：2019年4月1日 0時
