��STORY7 ページ7
B*kento*
ジェ「俺と君、会ったことある？」
健「え！？」
佐藤勝利のこと聞くんじゃないの、って思ってたから
思わず声を上げてしまって。
ジェ「健人黙って」
健「ごめん」
･
そいつの学校の最寄らしい、田舎っぽい駅について。
そしたら。
いきなり、刑事ドラマばりの職質
…ではなく。
ジェ「どう？」
誰だか知らない、佐藤の学校の制服の奴を一人とっつかまえて、この質問。
女の子のみたいな可愛い顔立ち。
怖じ怖じしていた彼は、それでもまっすぐ視線を上げて。
「…えっと、一瞬？」
ジェ「あ、やっぱり」
健「へ、え？」
全然ついてけない俺に、ジェシーは。
ジェ「黙って」
健「ごめん」
ジェ「Aが学園祭の時
“玄樹とまわる”とかなんとか言って全力疾走してた、あの時の？」
「あ、それ僕です…」
彼は岩橋玄樹、と名乗って。
ジェ「ちょっと、佐藤に会いたいんだけど…」
玄「あ、それなら改札で待ち合わせしてますよ」
ジェシーの意図を汲み取ったのか
警戒の解けた顔で、微笑む
ジェ「あ、マジ？よっしゃ」
俺は、爪弾き。
訳も分からず、数歩遅れて二人について歩き出す
･
玄「おはよ、勝利」
えくぼを作って笑いながら、同じ制服着た奴に、駆け寄っていって。
「遅いー」
玄「ごめん！」
「いいけどさぁ…って、え、あ！
･
Aの彼氏！？」
ジェシーの方を指差しながら、
…彼氏って言ったかこいつ？
ジェ「どーも」
否定しろ。
やっぱりついて行けずに、目を白黒させてる俺に
佐藤は視線をずらして、首を傾げて。
「どなたですか」
ジェシーは忘れてた。というように
俺を示して。
ジェ「Aの、知り合い」
知り合い…。
彼氏と知り合い、ね。
よっしゃ。
･
俺は、負けない。
健「どーも、“知り合い”の
中島健人です」
「あ、佐藤勝利、です」
佐藤は名乗って、律儀に頭を下げた
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Sachan(プロフ) - 5を読みたいのですが、パスワードがわからなくて読めません。よろしければ、パスワード教えていただきたいです。 (6月1日 21時) (
レス) id: 1e60780e56 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑☆(プロフ) - 続きが見たいです。パスワード教えていただけないでしょうか (2023年3月19日 3時) (レス) id: 83d85b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ佐藤(プロフ) - 楽しく拝見しております、続き見たいです、パスワードお願いいたします。 (2022年9月27日 12時) (レス) id: ec201de6e3 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - 初めまして！続きが見たいのでパスワード教えてい他だけないでしょうか (2022年7月20日 19時) (レス) id: 5fe1af8d36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - はじめまして。続きが読みたいのでパスワード教えていただけないでしょうか！！ (2022年3月15日 0時) (レス) id: 151b19784b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2014年4月20日 4時
