��STORY5 ページ5
ジェ「…ってか、健人なんで
俺が連絡先交換したこと知ってんだよ」
…Aに聞いたから、と言えば
ジェシーは不機嫌になるの確実。
ロフトとか部屋行ったりで、会う機会は多かったから。
健「…まあ、風の便りに」
結局、
適当に誤魔化して、話を再開させる。
健「だから、佐藤に会いに行って
Aに連絡取らせろーって言えばいいと」
ジェ「そういうこと」
健「でもさ、」
根本的な問題は、解決してないわけで。
令嬢との接触、は
電話で話すことだって、含まれる
健「それ、協会にばれたらまずいんだって」
ジェ「…そこで。
俺が見た悪夢が役にたちます」
そんな言葉から
今さっきまで、ジェシーが悪夢にうなされてたことが分かる
ジェ「俺が見た悪夢とは！」
一拍おいて、ジェシーは一言で言いきった
ジェ「皆が俺を置いて、執事を辞めちゃう夢、です」
･
健「…その夢で悲しくなってたの？」
かわいーって囃したら
やめろ、論点ずれるから！…って、バレバレな照れ隠し。
健「んで…」
ジェ「分かったでしょ？」
ジェシーの一言は
ただ一点を、示してた
健「…樹も執事を辞めたんじゃないかって？」
ジェ「状況十分ブラックだから」
執事手帳にしろ、バッチにしろ。
タブレットに処分の追加通知が来ないことだって。
健「確かに…」
樹が執事を辞めたって考えれば
十分、辻褄が合う
そして。
樹なら、やりかねない。
ジェシーの予想は、確実に
的を射てるとしか、思えなかった
･
ジェ「だから、俺らも」
･
健「……ん？」
その言葉を理解するのに
数秒を要し。
･
健「ええええええええええっ！！！！！！」
･
ジェ「うるせーよ、お前」
ジェシーには、冷静に耳を塞がれ。
健「…え、え？」
樹のやった暴挙を、俺らにも、やれと？
俺らも、執事を辞めよう…って。
こいつは今、そう言ったらしい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 770人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Sachan(プロフ) - 5を読みたいのですが、パスワードがわからなくて読めません。よろしければ、パスワード教えていただきたいです。 (6月1日 21時) (
レス) id: 1e60780e56 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑☆(プロフ) - 続きが見たいです。パスワード教えていただけないでしょうか (2023年3月19日 3時) (レス) id: 83d85b28f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ佐藤(プロフ) - 楽しく拝見しております、続き見たいです、パスワードお願いいたします。 (2022年9月27日 12時) (レス) id: ec201de6e3 (このIDを非表示/違反報告)
nnn - 初めまして！続きが見たいのでパスワード教えてい他だけないでしょうか (2022年7月20日 19時) (レス) id: 5fe1af8d36 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - はじめまして。続きが読みたいのでパスワード教えていただけないでしょうか！！ (2022年3月15日 0時) (レス) id: 151b19784b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2014年4月20日 4時
