強めな執事 ２

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麗「 …ひとつだけ聞いてもいいですか？Aちゃんを守りたいと思うのは執事だからじゃないのなら、どうしてですか 」


真剣な目で風磨を見つめる




風「 ………なんでだろうな 」



麗「 好きだからじゃないんですか？ 」




するとふわりと優しく笑って


風「 …さーな。暗くなる前にはやく帰れよ 」



そう言って立ち去る風磨



麗「 ……絶対好きじゃん…菊池さんのバカ 」



風磨の後ろ姿を見つめながら涙を流して


ひとつの片思いが終わった








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聡「 Aちゃんの好きな人は菊池さんでしょ？ 」



『 え！？なんで分かったの！？ 』



聡「 昨日Aちゃんがケガしたときに菊池さんに伝えに言ったんだ。そしたらすごい勢いで肩を掴まれてさ、そのとき分かっちゃったんだ。ピンチのときに助けてくれる強い人なんて菊池さん以外当てはまらないよ(笑) 」



『 そ、そっか(笑) 』



聡「 なんかお互い難しい立ち位置で片思いしてるよね(笑)でも、Aちゃんの恋はきっと成就すると思うよ！あのときの菊池さんを見たら、誰だってそう思う。それくらいすごい迫力だったよ 」





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