【ポケモンXY】君はいつだって 5 (ページ24)

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夜の散歩ページ24

貴方視点

カ「とにかく、不安にさせてゴメン」

「ううん！これからも、改めてよろしくね！・・・もちろん、ライバルとしても！」

カ「もちろん。・・・じゃあ、お隣さん今日は疲れてるみたいだし、夜も遅いし・・・俺、部屋に戻るね」

「分かった。今日はありがとうね。バイバイ！」

ラティアスのことを話そうと思ったけど、時間も時間だし、また次の機会に話そう。カルムも疲れてるみたいだったし。

「・・・テールナーも、有難う」

テ『あら、いいのよ別に』

「今日はゆっくり休んでね！」

テ『・・・寝ないの？』

「さっきまでず～っと寝てたから・・・。今日は月が明るくていい天気だし、夜の散歩にでも行ってこようかな」

まだ寝れる気分じゃない私は、少しだけ夜の散歩に行くことに。もちろんポケモンは持っていくけど。

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「綺麗・・・」

海がよく見える場所に座って、ボーっと海を眺める。夜の海は、昼の海と違った感想を持てる。不思議だな・・・。

？「よっ！こんなとこで何やってんだ？」

「ひゃっ！？だ、誰っ！？」

バッ、と後ろを振り向く。・・・知らない男の人だ・・・。

？「なぁ、何やってんだよ？」

「・・・別に・・・」

見たところは不良・・・だ。こういう人とはつるまないほうがいいだろうから、また海に視線を戻す。

？「連れねーなー・・・」

ポツリとつぶやかれた発言を無視し、海をじっと見つめる。・・・と、後ろからまた足音。友達の人かな・・・。

？「ちょっとトオル！急にいなくなって何をしてるのかと思えばこんなとこに・・・探したんだよ？」

ト「おー、悪い悪い」

？「反省してないでしょ・・・って、A？」

「・・・へ？」

名前を呼ばれたので、再び振り返ってみる。・・・そこには、金髪少年・・・リュカさんがいた。

「リュカさん！」

リ「やっぱりAだ！どうしたの？こんなところで」

「いや・・・寝れなくて散歩に来たんだけど、海が綺麗で・・・見てたの」

リ「そっか・・・確かにきれいだもんね」

ト「なんだ？知り合いか？」

リ「うん。・・・ってことで、トオルは先に部屋戻ってて」

ト「はぁ！？なんで・・・」

リ「いいからさっさと戻ってて」

ト「・・・分かったよ・・・ったく、我が儘なライバルだー」

さっきの不良さんは、リュカさんに言われた通りポケセンに戻っていった。リュカさんの知り合いだったのか・・・悪いことしたかな。