逢引2 ページ6
そしていよいよ逢引当日
Aとの待ち合わせ場所に着いた
約束の時間は10時
現在の時刻は9時半
...ちょっと早く来すぎたかな?
まぁ、Aを待たせるよりは良いだろう
壁にもたれかかりながらボーッと彼女を待っていた
ーーーあのっ、今お一人ですか?」
太「?」
突然話しかけられた
「もしよろしければ私たちとお茶しませんかぁ?///」
声のした方を見ると、私と同い年ぐらいの女性がおり、少し離れたところに彼女の連れであろう人たちもいた
ふむ、逆ナンか
太「済まないけど、私は待ち人がいるので
キミたちとは遊べないよ。」
ニコッと微笑みかけつつ断った
のだが
「でもぉ、まだ来られてないようですし、、、
ーーーすみません、今来ました』
まだ諦めようとしない女性の声を遮るように、私が待ち焦がれていた人の声がした
『ごめんね太宰くん、待たせちゃって』
太「いいや。私が早く来すぎただけさ
それじゃあいこっか。」
呆気にとられていた女性たちを残して、
その場を後にした
.
『ほんときみは顔が良いからモテるね。』
太「そうかい?
君に褒めてもらえるのは嬉しいなぁ」
『うん。こんなことになるなら、
もっと早く来たのに。』
と、君は少しふて腐れたように言った
太「...それはさっきの女性たちに妬いたのかい?」
『うーん、、、そうなのかなぁ。でも私が妬く理由ないしな...』
『ーー私は太宰くんの彼女じゃないから。』
太「...そうだね。
まぁ、気を取り直して行こっか。」
『うんっ!楽しみだなぁ』
.
さっきの君の一言に、
少しだけ胸が痛んだ
ーーーーー
まだ全然逢引してないです、、、
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りん(プロフ) - リクエストしてもしいいですか[主人公が告白の練習していたら][芥川君と仲良くしていたら]お願いします (2020年1月13日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛嬢 | 作成日時:2020年1月12日 21時